大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

就活ではトヨタ系企業をはじめとする一流企業への就職、転職ではサードドアを開けて新しいキャリアを開くことを目指して頂くサイトです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

今年の振り返りと来年の展望

今年度の振り返り 今年度は、コロナに始まりコロナに終わるという感じで、世の中の環境としては、激変した年でした。コロナへの感染、重症化、あるいは、お亡くなりになった人にとっては、より、そうだったと思います。 このような社会環境の中では、どうし…

リモート環境での仕事や勉強をする上で気を付けたいこと

リモート環境で個人だけで完結できる仕事がはかどるのはよい点である リモート環境では、個人だけで完結する仕事は集中できる環境となりますので、非常にはかどるようになります。これは非常に良い点です。 会社に出社して、沢山の人と机を並べて電話が頻繁…

就活セミナーを担当して思ったこと

セミナーを受講した後の行動が重要 今年度から学内の就活セミナーを担当しておりますが、このようなセミナーを受講して、その後にどのような行動を取るかが一番重要なことです。どのようなセミナーも、受講した時に聞いた話の中で、よいと思ったことは沢山で…

就活でコネを使っても良いのか?

コネも手段の一つではあるので行きたい会社の場合は使うのも別に悪くはない 就活で、「親や親戚などの会社の偉い人のコネを使って会社に入社するのはよいのか?」という質問を受けることはあります。この質問には、幾つもの観点が含まれています。 法律には…

仕事とはいったい何か?

仕事は最初のうちは義務であるが後に楽しみになることもある 社会人になって仕事を始めた当初は、自分の能力が養成されていないので、基本的に上手くいかないことが多く、そのせいもあって、義務感一杯ではたらいている人が多いと思います。自分が生きていく…

就活で面接の練習は将来に対する大きなプラススの効果もある

企業側としては面接の練習をしない状態の学生を見たい 就活で企業側としては面接の練習をせずに学生をみたいという思惑がありますが、これは、学生の素質を見極めたいというものです。これはこれで、企業側としては意味のあることですので、良いとは思います…

思った瞬間に少しだけ進めてみて気持ちに頼らない行動で道を開く

気持ちに頼るとしんどい場面が出てくる 私自身もそうでしたが、若い世代の人は、「やる気」「熱意」などの気持ちをエネルギー源として、行動を起こしていく場面が多いと思います。もちろん、このような気持ちを否定する気持ちはありませんし、プラスの行動を…

就活の時点では社会貢献を考えなくても問題ありません

仕事は自分のためにすることでよい 就活で仕事選びをする時に、社会貢献的な理想の高い考え方を元に仕事を選ばなくてはならないと思っている人もいると思いますが、無理にそのように考える必要はありません。 マズローを欲求五段階説の第1~2段階において…

「甘え」を無くしてモティベーションに頼らない方法もある

スポーツ経験者の良い点は甘えがあまりない点 私もスポーツ経験者ですが、長期間のスポーツ経験は、甘えを捨てるのに大きな効果があります。スポーツは、どの競技・種目でも、長期間の練習によって、レベルを上げていく形になります。 これは、適性があって…

健康のためにも勉強・仕事のためにも定期的に体を動かす重要性

勉強や仕事のスケジュールに運動する時間を設けるとよい 日本の場合、高校生までは体育の授業があり、部活動もあるために、何らかの運動を多くの人がしている状況にあります。しかしながら、大学生や社会人になると、途端に運動をしなくなってしまいます。こ…

目に見える所に目標を貼って潜在意識に刷り込むことで自然と目標達成に向けて行動し始める

人間は目標も簡単に忘れてしまうほどいい加減な作りになっている 人間は、そのメカニズムとして、すぐに忘れるようになっています。これは、生きていくために必要なことだからです。例えば、ある人から誹謗中傷を受けた場合に、その記憶はすぐには忘れないか…

質問の仕方に自主性や実力が見てとれる

「分からない」としか言わない心理 勉強や仕事などで「分からない」とだけ質問する場面に遭遇することがあります。現在の私の立場が大学の教員ということもあり、「分からない」とだけ言われることもしばしばです。そのような時には、掘り下げて私の方から質…

他の人の支援をするには「権威なきマネジメント」で得た真の実力が必要です

人に仕事を依頼する時には自主性を引き出すことが重要である 社会に出て長いキャリアを積んでくると、部下を持つなどして、他の人に仕事を依頼してより大きな仕事をするようになってくると思います。この場合に勘違いしやすいのは、自分がそのポストに就くこ…

どの企業も自主性・自律性を評価する

自主性・自律性の高い思考・行動は長い目でみると楽である 自主性・自発性の高い思考・行動は、一見大変なことのように思えると思います。ある瞬間だけを捉えると、確かにその通りではあると思います。自分が行う行動や作業の内容を自分で決めて行っていき、…

プロティアンにおける社会関係資本の蓄積は単なるコネクションの蓄積ではない?

プロティアンのビジネス資本と社会関係資本の関係 プロティアンにおけるビジネス資本の蓄積は、自分自身の活動の結果蓄積するものであり、知識やスキル、資格、学歴、職歴などとされている。通常、自分自身のキャリアを考える時には、この部分を重視すること…

あえて失敗しにいくつもりで物事を進めると非常に楽です

成功しなければならないという意識でいると一歩目の踏み出しが怖くなる ある目的・目標を掲げて、「必ず成功する」「成功しなければならない」などと強く意識すると、色々考えてしまい、その結果、恐怖感が出てきて第一歩が踏み出せなくなってしまい、着手す…

結果を出すためには説明能力は磨いた方がよい

結果しか意味がないと考える思考 特に若い時期は、物事の結果のみにしか価値を認めない思考をする場合があります。若さ故の性急さが原因かと思います。その中でも、例えば、スポーツ経験者は、「結果しか意味がない。」と考える人が多いので、そのような場合…

自律性が備わってはじめて 真の協調性を備えることができる

自律性と協調性は対立するものではない 自律性は、自ら試行錯誤しながら行動していく性質といえると思います。それに対して、協調性は、周囲と協調しながら大きな目的・目標を実現していくために必要となる性質だと思います。どちらも、大きな目的・目標を実…

社会人になりたての数年間は大きな転機なので踏ん張り所です

最初の頃は仕事で働くために生きている感じになりやすい 私もそうでしたが、学生時代の頃は、まだまだ先は長いと思っているので、どのように生きていきたいかを真剣に考える人はあまりいないと思います。また、自分で生活費を稼いいで生きている訳ではないの…

10数年の目標の達成が確定した時に思ったこと

長期のチャレンジが実を結んだ瞬間 長期のチャレンジが実を結んだ瞬間は、嬉しいというよりも、ホッとしました。それを手に入れたいと長年思っていたのは、それを手に入れることで自由度が飛躍的に増して、自分が思い描いているチャレンジを誰の目を気にする…

プロティアン研究会に参加してみて感じたこと

プロティアンは、キャリアを発展させるためのフレームワーク? まだほんの少しだけの情報を見ただけの段階ですが、プロティアンは、自分のキャリアを開くときに参考にすることが出来るフレームワークのようなものかと思いました。 元々がアメリカの方でまと…

10月19日からブログの更新日を月曜日・木曜日の週2回の更新とさせて頂きます。

就活本番前の準備作業を丁寧にすることで忙しい生活に慣れて就活本番に臨む

就活で一番重要なポイントはエントリーシートを中心とした書類選考 就活本番のプロセスは、会社説明会→筆記試験・書類選考→面接(最終面接までの複数回) という流れになります。この中で、最も重要なポイントは、書類選考の通過率で、その中でもエントリーシ…

就活をチャレンジと考えると事前準備を進めやすい

チャレンジ思考の方が実は楽です 前回も少し書かせて頂きましたが、チャレンジ思考の方が実は気楽だったりします。現状維持の「守り」の思考になる場合には、少ないチャンスを確実にものにしていく思考・行動になっていきますので、「失敗できない」という意…

就活で満足いく結果が出なくてもチャンスはいくらでもある

就活が人生を決めることにはならない 新卒の就活は、社会人になった後の10年間くらいは影響があるのは確かだと思います。入社してその会社で働き続けるという思考でいる場合には、とても大きな影響があるのは事実です。 しかしながら、現在の世の中の状況…

就活の時に考慮したいのは長期的に自分の人生をどうしたいかという点です

就活の本番期になると、とにかく早く内定が欲しくなる 就活の本番期になると、当然ではありますが、まず、最初の内定を早く欲しいという気持ちになってきます。私が指導する学生の皆さんを見ていても、そう痛感します。これは無理もありません。 就活は未経…

就活では先輩の体験談を参考にすると不安が和らぎリラックスできるようになります

未知の領域へのチャレンジは誰もが不安感を持っている 就活に限らず、どんなにメンタルが強い人でも、自分にとって未知の領域へのチャレンジは不安なものだと思います。しかしながら、その不安は、自分が作り出している部分もありますので、その部分は早期に…

物事の結果を待つ時間は次なるチェレンジを起こす時

物事の結果を待つことは心身のエネルギーを消耗する 例えば就活の選考結果の連絡など、自分にとって大きな影響が出てくる結果を待つ場合は、心身のエネルギーを消耗しますよね。影響が大きければ大きい程、その度合いは大きくなります。私も何度も経験があり…

継続が必要か必要でないかは二者択一ではない

継続は必要であるかどうか 一般的に言って、日本の場合は、「継続」は良いこととされると思います。私も基本的には、そう思います。自分の好きなことを行っている時には、継続は苦にならないと言われますが、人間ですのでそうではない時もありますよね。そう…

相手の立場になって考えると相手の要望が見えてくる

学生の頃は自分主体であるが社会人として働く場面では真逆の立場になる 学生から社会人に変わる時、一番の大きな価値観の変化は、自分の中心の発想から相手主体の発想に切り替えなければならないということです。これは、社会人として働く場面で、必ず強く意…