大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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目に見える所に目標を貼って潜在意識に刷り込むことで自然と目標達成に向けて行動し始める

人間は目標も簡単に忘れてしまうほどいい加減な作りになっている

 

人間は、そのメカニズムとして、すぐに忘れるようになっています。これは、生きていくために必要なことだからです。例えば、ある人から誹謗中傷を受けた場合に、その記憶はすぐには忘れないかもしれないですが、暫くすると思い出すこともなくなってきて、何かの拍子に思い出すことはあっても、思いださない時間が非常に多くなっていきます。また、事故にあって車に跳ねられた時の強い記憶は、全く思い出せないという人も多いと聞きます。

 

これらのようなマイナスの記憶をずっと明確に覚えていると、つらい記憶が積みかさなってきてしまい、生きていくのがつらくなってしまいます。そのようなことを回避するためにすぐに忘れる仕組みになっているというお話です。

 

ただ、一方で、よいイメージの内容の記憶も忘れていってしまうので、これが大きなデメリットになってしまいます。良い記憶と悪い記憶を選別して、悪い記憶だけを忘れていくのであれば、非常によい話ですが、そのように都合のよい仕組みになっていません。

 

その記憶が良いのか悪いのかは、本人に分からない場合も多いですし、時間軸の長さによって、つまり、長期的に考えると一見マイナスの内容の記憶でもプラスに作用することも多々あるために、記憶の内容の良し悪しを自動的に判断することは非常に難しい話なのです。

 

そこで、良い内容の記憶を時々思い出して、更に言えば、潜在意識に刷り込んでいくことは非常に大きな成果を生むことに繋がるのです。これを意識的に行っている人と行っていない人の間には大きな差が出来てしまいます。

 

目に見える所に目標を貼っておくと潜在意識に刷り込みが行われる

 

そこで、目に見える所に目標を貼っておくと潜在意識に刷り込みが行われるので、自分が見たり聞いたりしている情報の中で、目標達成に関係しそうな情報を自然と選択して取り込むことが出来るようになります。

 

これは非常に大きな効果があることだと思います。同じ情報を見たり聞いたりしていても、単に聞き流しているのではなく、その情報を聞いた瞬間に自分に大きく関係する情報だと瞬間的に判断して、注意深く聞くようになります。そして、その情報を元に何かのアクションを起こすことに繋がっていきます。

 

その瞬間の発火点がある・なしは、行動のあり・なしに繋がっていきますので、ものすごく大きな違いとなります。よい結果を出す前提として、行動が必須です。逆に言うと、行動がないと、何の結果も生まれません。

 

目標を潜在意識に刷り込むことで、行動に結びつくことが増えてきますので、一旦行動を開始すれば、良い結果を出すように自然と動くことになります。その発火点を作る作業が、目標を目に触れる所に貼っておくことだと思います。

 

このメカニズムを理解して効果を実感出来れば、自分の道が開かれていくと思いますので、一度試してみて頂けるとよいと思います。