大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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リモート環境での仕事や勉強をする上で気を付けたいこと

リモート環境で個人だけで完結できる仕事がはかどるのはよい点である

 

リモート環境では、個人だけで完結する仕事は集中できる環境となりますので、非常にはかどるようになります。これは非常に良い点です。

 

会社に出社して、沢山の人と机を並べて電話が頻繁に鳴る環境の場合は、頻繁に中断せざるをえない状況になりますので、集中力が途切れてしまいなかなかはかどりません。一度切れた集中力を元に戻すには結構な時間を要することになりますので、仕事を終えるまでの時間もかかり、仕事の精度も高まりません。

 

また、リモートでない場合は、通勤時間もかかります。東京のような大都市の場合は、それも大きな負担となります。

 

これらがなくなり、個別の仕事に集中できる環境が手に入るのは、非常に大きいです。

 

リモート環境のマイナス面は?

 

リモート環境の場合、自律して仕事が出来ないキャリアの浅い場合は、他の人に気軽に聞けないので、マイナスの弊害が多くなります。ZoomのようなTV会議システムを利用する場合には、何かしらの別の手段(メールや電話、LINEなど)で事前に予約を取ってから聞くという形になるので、分からないことが沢山ある状況だと頻繁に聞きたい場合もありますので、それが難しいとなると自分で仕事を抱え込んでしまって、なかなか仕事が進まないという状況になると思います。

 

対面で机を並べていれば、それよりははるかに聞きやすくなりますので、大分違った状況になります。

 

また、これは社会人の方のコメントではなく、ゼミの指導学生からのコメントですが、抱えている不安を共有したりして自分だけじゃないという確認をすると安心するというようなことを言っていましたので、後期の授業の週一回のゼミの授業時間帯は、そのような場にしていきたいと考えています。

 

教員の側としても、オンデマンド型の授業にしている場合は、自分の部屋にこもって仕事をする時間が長くなるので、色々な話をすること自体が発散の場にもなります。

 

体調の管理やリフレッシュを意識的にする必要がある

 

リモート環境にせざるをえない環境では、必然的に外に出歩く時間が極端に少なくなるので、運動不足になり、体調管理が難しくなる点があると思います。指導学生にもよくお話をしているのですが、意識的に体を動かす必要があると思います。本格的なトレーニングでなくても構いませんので、近所の人の少ない所を散歩する程度でもよいと思いますので、健康の基本的な事項として、全身の血流を良くすることをしていく必要があります。30分から1時間程度出来るとよいと思います。

 

また、ストレス解消の点では、半身浴の形で汗を出すのも非常に効果的です。涙や汗が出ると非常にすっきりとした感じになると思いますが、それは、涙や汗の中にストレス物質が含まれるので、それが体の外に出るとストレスが解消されるのです。これは、科学的に分かっていることだそうです。

 

また、会社に出勤しなくてよい場合は、自分次第で食事もきちんとしたものをとることが出来る環境になります。タンパク率・ビタミン・ミネラル・炭水化物のバランスを考えた食事をとって、体調をよくしていくことも必要になってきます。

 

これらを出来る限りルーティン化して、良い体調を保持できるように努めていく必要があります。