大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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就活本番前の準備作業を丁寧にすることで忙しい生活に慣れて就活本番に臨む

就活で一番重要なポイントはエントリーシートを中心とした書類選考

 

就活本番のプロセスは、会社説明会→筆記試験・書類選考→面接(最終面接までの複数回) という流れになります。この中で、最も重要なポイントは、書類選考の通過率で、その中でもエントリーシートをどれだけ完成度高く書くかが重要なポイントになります。

 

その他のプロセスも重要には違いないですが、エントリーシートは、人によってレベル差がはっきりしてきます。エントリーシートが上手く書けずに、書類選考の通過率が低くなる場合は、受ける会社数を増やして通過数を増やす方法をとることになります。

 

これも一つの方法ではありますが、やはり、エントリーシートの中身を徹底的にブラッシュアップする方がよく、それで通過率を上げておいて、更に受ける会社を多めにしていけば、書類選考通過数をかなり増やすことができます。

 

書類選考の通過数が増やせれば、経験出来る面接の数も増やせることになります。面接は場数の側面も確実にありますので、場数を踏んで面接の対応力を上げていき、それが最終的な内定に繋がっていくというストーリーで進めるとよいと思います。

 

受ける会社を増やすことがチャレンジを増やすことです

 

単純な話ですが、受ける会社を増やすことがチャレンジを増やすことです。口で言うのは簡単ですが、就活の本番時に、これを実行することは実は大変なことです。受ける会社を増やせば、その数だけ、上記に記載した選考プロセスが発生することになり、ものすごく沢山のことを行わなくてはなりません。

 

精神的にも肉体的にも大変な状況になっていきます。それまでに、楽な生活をしていた場合は、それだけで戦意喪失になってしまうほどです。経験した学生の皆さんに聞いてみると、口々にそのようなことを言います。思い通りの会社に内定を得た人でも、同じように口にします。

 

そこで、就活本番前の準備作業を丁寧に行うことで、生活全般を忙しくしてもらい、大変な状況に慣れて貰うことを3年生の1年間に指導をしています。授業・アルバイト・サークル等にプラスして、就活の事前準備が入ってくると、かなり負荷の高い生活となります。

 

もしかしたら、社会人と比べても、よほどハードな生活になると言えるでしょう。

 

準備作業そのものも重要ではありますが、ハードな状態に置かれても、肉体的にも精神的にも折れない自分を作ることも、実は、就活を順調に進めるための重要なポイントになるのです。

 

これは、例えば、シーズン中に連戦となるプロ野球の選手と、一つの大会のみの連戦となるアマチュア野球の選手との違いを考えると良く分かると思います。技量が同じでも、体力や回復力がなく、長期間の連戦ができない人はプロにはなれませんよね。

 

同じように、良い点を持っていて大手の会社に採用になる素材の人でも、ハードな選考プロセスに耐えることが出来なければ、内定にはたどり着くことが出来ません。ピンポイントで思い通りの会社に内定となるほど甘いものではありませんので、タフな状況を乗り切っていけるようになることも、立派な能力の一つです。

 

この点を意識していない学生の皆さんが非常に多いので、予め説明の方をさせて頂きました!