大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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就活をチャレンジと考えると事前準備を進めやすい

チャレンジ思考の方が実は楽です

 

前回も少し書かせて頂きましたが、チャレンジ思考の方が実は気楽だったりします。現状維持の「守り」の思考になる場合には、少ないチャンスを確実にものにしていく思考・行動になっていきますので、「失敗できない」という意識になり、80%の準備で良い場面でも、完璧を期すということで、120%の準備をしようとし、精神的にも追い詰められた感じになってきます。これは、正直きついことだと思います。

 

一方、チャレンジ思考でいると、活動量・作業的量的には大変になってきますが、多くのチャンスに対して同時並列的にチャレンジしていくので、いくつかの結果を同時に待つ形になり、大抵の場合は、1つくらいは良い結果になっていきますので、他のことが上手くいかなくてもプラスに考えることができます。このブログでも何度もかいているように、失敗=課題の発掘 となり、次の新しい挑戦に繋がっていきます。

 

どちらが楽かと言いますと、個人的には、やはり後者になります。活動量・作業量というのは、少しずつ増やしていけば、実は、誰でも比較的簡単に増やしていくことができます。

何らかのトレーニングを行っている場合は、経験があると思いますが、超回復の原理というものがありまして、一度疲労困憊になるまでトレーニングを行って、休息をきちんと取ると、以前よりも高いレベルまで回復し、より負荷の高い・量の多いトレーニングが可能となります。

 

仕事においても、それは、ある程度当てはまるので、仕事量を追っていくと、事前と沢山の仕事量を楽にこなせるようになってきます。もちろん、適切な休息は必要になります。

 

特に若い年代のうちは、もともとの体力が十分にある時期なので、より一層仕事量を追っていくことが出来ます。もちろん、集中力や質を保った上での話ですが・・。

 

このような形で、仕事量を追って、経験値を沢山積み上げてくことで、5~10年後の到達レベルが全く変わってきます!

 

就活もチャレンジ思考で見ることが出来れば、沢山の準備を行えます

 

このようなチャレンジ思考で就活の事前準備に取り組むことが出来れば、細かいことに捕らわれることなく、SPI・エントリーシートの下準備・資格の取得、もちろん、授業の勉強などをどんどんと進めていくようになっていきます。就活に限らず、どんなチャレンジでも事前準備の量も非常に重要になってきますので、それを進めていくことで成功の確率は確実に上がっていきます。

 

沢山準備を行うことで、それ自体が自信にもつながってきますので、その点でも非常によい効果をもたらすことになります。特に、未知の領域のチャレンジについては、不安を伴いますので、非科学的に自信を持てるようにすることも実は大切だったりします。

 

学生の皆さんに事前準備を重視して沢山のことを行って貰っていますが、このような積み重ねによる自信創出の効果も狙っています。

 

まれに、事前準備なしでよい結果を出す人もいるようですが、長期的な発展・成功は難しい姿勢なので、やはり、私としては、事前準備をきちんと積み重ねることが出来るようにしていって欲しいと思っています。