アカデミックな世界も厳しい世界 アカデミックな世界は、知的でスマートな世界と思われるかもしれませんが、実は、多くの泥臭い仕事の中から何かを掴むように仕事をする世界です。研究とは、そういうものです。多くの無駄と思えることの積み重ねの中から、新…
若い年代は無我夢中だった 私だけではなく、多くの人は、若いころには、経験不足からくる視野の狭い状態で、目の前のことに必死になり、忙しい日々を送っているのだと思います。その一瞬一瞬の経験の集積が、ある一定の年齢になってくると急速に結びついてき…
人生の転機になったと思います 2度目の大学院生活を終えて言えるのは、おそらく人生の転機になったということです。おそらくというのは、今後、数年間でその結果が出てくるということで、現時点では、大きな結果は出ていないからです。 ただ、思考や行動の変…
企業と学生の間の調整は難しい 今までにしてこなかった活動として、企業と大学の教育の共創を掲げておりますが、その経験がない企業と学生の間の意識の差がある状態だと、細かい調整自体が非常に難しい場面があります。 この場面で難しいのは、行動を開始す…
英語をある程度話せることによる効果 英語をある程度話せることにより海外へのハードルが低くなる点が一番重要だと考えます。もちろん、英語自体を話せるようになるスキル面も、重要に違いはないのですが、それよりも、心理的な壁を取り払うことができるよう…
これまでとは違う領域に踏み出すことが出来た 大学院に通う前は、言ってみれば、自分の知っている世界の中で活動している状態であり、大学院生活の中で、行動領域は、明らかにこれまでとは違った領域での活動を行えるようになりました。 今から20年くらい…
遠い未来を考えて見る効果 授業の中で、「50年後の未来を考える」演習を学生の皆さんにグループワークで実施して貰っています。普段は、遠い未来のことなどを考えることがなく、精々2~3年後のことを、時々、漠然と考える程度だと思います。私自身も、あえ…
本年度1年間の成果 本年度1年間は、新設大学・学部の構想に関する企業ヒアリングや高校生へのヒアリングなどを実施することで1年間が終わった感じです。これまでに未経験の事ばかりでしたので、個人的には非常に良い経験となりました。 その過程の中で、…
余程のことがない限りお勧めしない 今の教育体系の中で生きてきた学生の皆さんの場合は、最初の就職では、標準化された大手企業で、仕事の基礎を学ぶ方がよいと、私は考えています。独自性を追求したいと思う若手の皆さんにとっても、最初の型を身に付けるこ…
感情を受け流す必要性 日本の場合、マスコミ等からの情報で何かの方向性が出た場合、それに感情を揺さぶられて、一斉に、そのような方向に動いてしまうという国民性があります。これは、まだ、未成熟な国民性を表している事実だと思います。 その為、アクシ…
地元の産業界の顔役の方にお会いした これまで私が生きてきた中では、いわゆる庶民的な世界しかしりませんので、テレビでみたりするような立場の方にアクセスして、会話する経験は全くありませんでした。 今回、地元の顔役の方とお会いして、お話している時…
大学院という非日常の世界でのトレーニング 大学院というと、難しいことを学ぶ所だという意識を持つ人が多いと思いますが、必ずしもそうではありません。もちろん、専門知識の学びが出来る所ではありますが、それよりも、掘り下げて考えることによる思考力の…
大きな構想を考えると苦しくな ある自分の想いから始まる構想は、構想する時に実現したいと考えるものなので、実現の方法を考えてしまいます。これを切り離して考えることが出来ればいいかもしれませんが、それは人間である以上難しいことであると思います。…
同じ年代だと問題・課題意識を共有できる場合も多い 同じ年代の方々だと、立場の違いはあれども、育った環境などが似通っている場合も多く、問題や課題に対する意識が似通っている場合もあり、話が早い場合も多いです。そうでない場合は、細かい背景などの話…
1年に1度くらいは流れが全く良くない時がある 私以外の皆様も同じようなものかもしれないですが、1年に1度くらいは、何もかも上手くいかない時期があるかもしれません。その時に、それをリカバリーしようとして、頑張って対応策を打っていく方法もあると…