大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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物事の結果を待つ時間は次なるチェレンジを起こす時

物事の結果を待つことは心身のエネルギーを消耗する

 

例えば就活の選考結果の連絡など、自分にとって大きな影響が出てくる結果を待つ場合は、心身のエネルギーを消耗しますよね。影響が大きければ大きい程、その度合いは大きくなります。私も何度も経験がありますので、良く分かります。

 

その時は、自分のベストを尽くしていた気になっていても、冷静に振り返ると、改善する余地が見つかってくるので、それをマイナスの結果に結びつけていってしまい、不安な気持ちが増幅されてしまうこともあると思います。

 

そのような時には、次なるチェレンジを始めてしまう方が良いと思います。就活であれば、次の応募先を探して説明会の申し込みを行ったり、次の面接の準備を始めて、企業研究の時間にあてたりするとよいでしょう。

 

社会人であれば、手軽な方法としては、それまでに読んだことがないジャンルの本を読んでみたりするのもよいと思います。また、新しい仕事の企画を考えてみるのもよいと思います。

 

ポイントとしては、未来志向での活動に繋がることを行っていくとよいと思いますよ!

 

未来志向のチャレンジしている時は、考え方や行動が前を向いている状態になっているので、心理的にも良い状態になってくることが多いと思います。

 

チャレンジの際には積極的に早い段階での失敗を取りに行く

 

チャレンジは、その人にとって未知のものであると思いますので、踏み出すのに時間がかかったり、失敗を恐れる気持ちになってきたりする場合もあると思います。しかしながら、考えて頂きたいのは、仮に失敗したとしても、その時点での一過性の結果にすぎないということです。

 

いわゆるPDCAサイクルを回し、改善を続けていくことで、長期的には、必ず何からのよい結果は出てくると思います。これは私の経験上の話だけではなく、多くの人が色々な場面で話していることです。もちろん、考え方や取り組む方法を何も変えないでチャレンジを繰り返していっても上手くいくはずはないので、自分の外から入ってくる情報を元に、柔軟な姿勢でチャレンジを繰り返していくことで道が開かれていくと思います。

 

そのチャレンジの際に必要な考え方として、早期に失敗を沢山して問題点を洗い出していいき、その問題点を課題と考えて、課題を全部解決していくという考え方があります。色々な人が成功した後に話すことは非常に綺麗な話になっていますので、あるビジョンを掲げたらそこに向けて直線的に行動を起こして成功していったというような印象を受けると思いますが、そうではありません。

 

細かい失敗を沢山乗り越えて、その過程で良い方法を見つけて、それが最終的な成功に繋がっているのです。泥臭い悪戦苦闘の日々を過ごした結果、徐々によくなっていき、そのような状況に至るのです。

 

スピードを上げることで早い成功にいたることも可能ではある

 

というものの、必ず長い期間必要になるかというと、工夫次第では、その期間を短くしてスピードを上げて早い成功に至ることも出来ると思います。スピードを上げる方法としては、着手までの時間を短くする、プロセスを簡略化する方法を見つけて手順を少なくする、失敗を早期に行って問題点をあぶり出して改善する作業を行うことで勢いを出していく、など様々な方法があります。

 

人生は有限なので、スピードを上げて、良い結果でもそうでない結果でも、結果が出るまでの時間を短くして、よくない結果でも結果が出ると、一旦区切りがつくので、そのから新しいチャレンジを始めることが出来ます。

 

私の経験上は、最初の段階で上手くいなかい時程、最終的な結果はよいものになるケースが多いです。それは、失敗した時ほど、失敗した原因をよく考えるようになるので、取り組んでいる活動の質が向上し、より大きな成功に結びつく可能性が高くなるとうことだと思います。

 

火事場の馬鹿力ではないですが、それまでの経験を踏まえた経験の中から新しい方法を素掘り出していくことが出来ると思いますので、上手くいかない時ほど、チャンスであるという気持ちで取り組んでいくと良いと思います!