大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

就活ではトヨタ系企業をはじめとする一流企業への就職、転職ではサードドアを開けて新しいキャリアを開くことを目指して頂くサイトです。

2023-01-01から1年間の記事一覧

学生の就活も学びの一つである

社会と接点の少ない学生も沢山いる 現在、探求学習のような自律的な学習の必要性が大分語られるようになってきたが、その浸透具合は、まだまだ初期段階と言えると思います。世界的には、21世紀型の教育が先端的な教育となっていますが、探求学習も趣旨とし…

スタートアップ

スタートアップは学生こそトライできる 日本の場合、アメリカのように、企業のスタートアップに挑戦できる環境がありません。政府主導でそれを変える政策が沢山出てきておりますが、それがどの程度効果を発揮するかは、意味の所未知数です。しかしながら、ス…

人生の当事者として生きる意味と実感

人生を当事者として生きることは当たり前ではない 日本の社会環境の場合、あまり自分で考えなくても、何となく生きていくことが出来る平和な環境ですので、自分の人生の当事者は自分であるという意識が希薄になってしまいがちです。 私自身も、人生のある段…

新しい大学は大学らしくない大学がいい

大学生経験しかない人が語る大学論 大学生として授業を受けたことしかない人が大学論を語っているのを見ることがありますが、結局の所は、具体的な提案がなく、表層のイメージで大学を語っていることが多いです。何事もそうですが、自分が実際に教えたり運営…

現状維持思考を脱却することが殆どすべてかもしれない

現状維持思考は日本人に根深く刻まれた思考・行動様式 日本は、農耕民族的な生き方を長らくしてきましたので、遺伝子レベルで、そのような思考・行動形態を行っている可能性が高いと思われます。その為、現状維持・小さな改善を繰り返すという行動を無意識的…

インプット型勉強+アウトプット型勉強の相乗効果

日本の主流はインプット型勉強 日本は、無償で勉強できる環境が少ないので、学校や教育系企業が提供する教育内容は、インプット型の勉強が重視されています。海外の英語圏の国などは、例えば、アメリカの大学が無償、あるいは、非常に低額で、e-learningの教…

世の中の5~10年先を見た教育+世の中の変化に対応できるポータブルスキル教育

21世紀型の教育 現在、程度の差はあれ、世界的に「21世紀型教育」が導入されている場合が多く、これが、「世の中の変化に対応できるポータブルスキル教育」です。簡単に言うと、未知の事柄に対して、仮説検証型で「認識・判断・プランの作成・実行・検証…

データサイエンスは基礎的なスキル

データサイエンスは、今後のリテラシー 現在、日本が国策的にデータサイエンスの普及に努めていますが、データサイエンスは、今後、働く上での基礎スキルとなっていきます。これは、出来るだけ効率的に効果的に成果を出そうということなので、このスキルがな…

新しい構想を考えることは、自分の器を広げること。

新しい構想を考えること自体は楽しいことだが.. 新しい大きな構想を考えること自体は、非常に面白いことではあります。しかしながら、その中で当事者意識が芽生えた瞬間から、ある種の苦しさがつきまとうようになります。実現性を考えるようになってくるか…

忙しさをコントロールする方法

忙しさは自分で作りだしている 世の中にあふれている時間術に関する書籍を読んで、時間を効率的に使うことは、確かに大切なことです。それにより、時間効率を2~3倍くらいにすることは可能だと思います。全く何も考えていない場合は、是非やることをお勧め…

新しい人との対話が新しい流れをもたらす

新しい人の対話は刺激的である 新しい人との対話は、どんな時も何かしらの刺激があります。そのため、時間に余裕があれば、話をしてみるのもよいと思います。もちろん、時間の余裕がない時には、無理して話してもよいことはないと思いますので、時間のある時…

主体的に取り組むことの喜びと組織への適合性の喪失

主体性が高くなればなるほど組織で働くことが苦しくなる 社会人の最初は、どこかの会社に入社して、組織の一員として働くことを選択する人が非常に多いと思います。私自身もそうで、自分で何かを始めるという概念すらありませんでした。仕事のキャリアを積ん…

多様性のある人材育成は教育ではなく環境の提供が重要

教育の重要性は積極的に失敗させること 教育の重要性は、「失敗する」ことにあります。もっというと、失敗となるように、自分の限界を少し超えてみるということを行っていくことにあります。日本の場合には、一括採用の方針をとっている会社では、最初の2~…

学ぶことに安住しないことも大切である

社会人になってからの勉強は面白い 社会人になってからの勉強は、基本的に面白いです。勉強したくない人も、試しに少しずつ勉強してみるとよいです。一見、仕事と関係ない分野のことを勉強していても、それが、何かのきっかけで、仕事の中で新しいアイデアに…

復習がてらもう一度同じ種類の講座を受ける

息抜きとしての勉強もある 社会人になると日々の仕事に忙殺され、疲れを癒すためにゆっくりしたい気持ちも分かります。しかしながら、自分の興味がある勉強をすることで、それがかえって安らぎの時間となることもあります。それは、自分が能動的に行っている…

流れが来た時には、時には受け身の姿勢もOK

日頃は自分でアクションしないと何も始まらない 何事においても、自分でアクションを起こさないと何事も始まりません。アクションを起こさず、ただ願うばかりでは、単なる時間の浪費です。しかしながら、実際には、このような状況にある人が実は沢山いるのだ…

新しい大学の構想を考える

新しい構想をまとめる 私自身、色々な組織の中で働いてきましたが、組織の一員として働くのは、どうしても歯車としての仕事が増えてきますので、自分の想いとは違ったことをしなくてはならない場面が多々あります。 それを受け入れて生きることも立派な社会…

徒手空拳で物事をすすめることの注意点

現状維持圧力への対処法 新規にそれまでと違うことを始めようとすると、その推進方向とは逆方向の圧力がかかってきます。現状を維持したい人たちからの圧力です。その人たちが意識しているかどうかは分からないことが多いですが、「それは上手く行かない。」…

日本に軸足を置いて海外と仕事が出来る日本人の養成

このままでは日本の国は滅びる 日本は、あらゆる面で衰退の一途である。これは、誰しもが感じることである。しかしながら、一向に変化する気配はない。あらゆる所に原因があると思いますが、本質的には、国境が海に面しており、今すぐ他国から侵略されないと…

人からの反対意見は歓迎すべきこと

学ぶといことは新しいことを知ること 新しいことをしることは本来楽しいことです。もちろん、人間は、どんなに楽しい活動をしても疲労するので無限に出来る訳ではありませんが、長期的な展望では、楽しいことが多いと思います。 現在は、価値主義の話が色々…

理由付きの否定を元に考えることが本当のプラス思考

否定しないことがプラス思考ではない 否定されることに慣れていない日本人にとっては、受け入れがたいことだと思いますが、明確な理由を示して冷静に否定してもらう方が、大きな変化を起こすことが出来ます。これは、事実です。 否定しないことを第一に考え…

経営者予備軍の学生たちとの出会い

本年度のゼミ生は個性の強い人が多い 本年度のゼミ生は、非常に個性が強い学生が多いです。何故か分かりませんが、これまでのゼミ生とは大分違った感じになってきております。ここ数年は、優等生的な学生が多く、全く手がかからない状況でしたが、本年度の学…