大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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経営者予備軍の学生たちとの出会い

本年度のゼミ生は個性の強い人が多い

 

本年度のゼミ生は、非常に個性が強い学生が多いです。何故か分かりませんが、これまでのゼミ生とは大分違った感じになってきております。ここ数年は、優等生的な学生が多く、全く手がかからない状況でしたが、本年度の学生は、自発的に色々と指導を求めてくる学生がおり、それにつられて、多くのゼミ生が大分アグレッシブになってきている感じです。

 

このブログを書いているのは、掲載される半年くらい前になりますので、掲載されている頃には、その学生たちが就職活動に入る時期になっていますが、どのくらいの成果を出してくるか楽しみです。

 

現時点のゼミにおけるIT指導内容は、Accessに関する内容だけですが、長期の休み期間に、Pythonの学習と、データサイエンス・AIの学習をする学生が出てきております。基本的に文系学生ですので、どこまで出来るか分かりませんが、たとえ、データサイエンティストやAIエンジニアにならなくても、ある程度の学習をするだけで、現在のデータに基づく経営の流れのなかでは、大きな財産になると思います。

 

自発的な行動は止めずに加速させる方向に誘導するとよい

 

このような学生たちに対する指導としては、成長を加速させるために必要な声掛けが非常に重要になってきます。こまかな知識的な指導も必要ではありますが、そのあたりは自分達で解決できる場合が多いので、長期的な将来のビジョンを描けるように色々な話をすることが一番良い指導法です。

 

これらの学生に言わせると、私自身が常にチャレンジしているので、それについていきたくてゼミを受講したとのことですので、常に学生にとっては、手の届かない存在でいる必要があります。

 

その上で、学生が自分の人生を豊かにしたいという気持ちを肯定し、今できる最高レベルのことを行うように仕向けていきます。今の若者はダメだという論調が多いですが、ただ頑張り方や頑張る方向が分からないので、それを指し示すだけで、頑張り始める学生が結構な割合でいます。

 

 

今の日本は危機的な状況ですが、このような学生を沢山世の中に送り出すことが出来れば、日本の活動も活発化していくのだと思います。

 

今のゼミ生の中には、海外に出ていって活躍したいと考える人や経営者になって活躍したいという人もおり、その人たちに引きずられながら、昨日の自分を超えていく努力をする人たちが多くいます。

 

今現在の私の置かれた状況では、これを大規模に行うことは出来ませんので、ゼミの活動の中だけで行うしかありませんが、いずれもっと大規模な形で実施できるように、私自身の目標を持ってチャレンジしていきたいです。どこまで実現できるか分かりませんが。

 

私自身の転機の時に、このような学生たちの指導をすることになったのも何かの縁だと感じています。世の中に大きな価値を与えることが出来るようになれば、私の人生も意味があると思えるようになると思っています。