学ぶといことは新しいことを知ること
新しいことをしることは本来楽しいことです。もちろん、人間は、どんなに楽しい活動をしても疲労するので無限に出来る訳ではありませんが、長期的な展望では、楽しいことが多いと思います。
現在は、価値主義の話が色々な所で出てくるので、その考え方に基づくと、楽しいことも肯定的に捉えることが出来ると思います。従来の資本主義の中における「有用性の価値観」の元では、楽しいことが否定されがちですが、これからは、それが肯定される場面が沢山出てくると思います。
もちろん、従来の資本主義も残っていくものであると思いますので、役に立つことを学ぶという意識も非常に需要です。私自身はアスリート的思考を持っているので、苦しいことでも、短期的に集中して学ぶことは非常に好きなことではあります。アスリートが優れているのは、この部分で、困難な状況でも活動を続けることが当たり前に出来る、つまり、習慣的に出来る点は非常に素晴らしいです。
このような人材の上に、世界の先端的な世の中の潮流の価値観や考え方をインストールすれば、どのような人材となっていくのかと考えてしまうことがあります。もちろん、多様な人が居ていいので、アスリートでなくてもよいと思います。
人からの反対されるのは、その人が持っていない概念であることが原因
人が自分の理解できない概念に関することを聞いた時、基本的には、無視するか、反対する感情を持つ場合が多いと思います。もしかしたら、人種にもよるかもしれませんが、人間の本能的には、自分の身を守る必要があるので、新しいことに飛びつく人ばかりでは、人間はすぐに滅びてしまったでしょうから、本能的には、そうなのでしょう。
したがって、自分の意見に反対する人が多い場合には、それが伝わっていないか、あるいは、未知の考え方なので、反射的に反対されていると考えるとよいでしょう。逆に言うと、賛成多数の場合は、その人たちと同じ感覚・考え方の意見であることの証明であり、世の中を構成する標準的な考え方の人には受け入れられたということでしょう。
しなしながら、それは、長期的に大きく発展する可能性が少ない感覚・考え方である可能性が高いということでもあります。この点が非常に難しいです。長期発展を求めるなら、理解されない中で、自分が見ているものを信じて進む必要があるということだからです。