大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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学生の就活も学びの一つである

社会と接点の少ない学生も沢山いる

 

現在、探求学習のような自律的な学習の必要性が大分語られるようになってきたが、その浸透具合は、まだまだ初期段階と言えると思います。世界的には、21世紀型の教育が先端的な教育となっていますが、探求学習も趣旨としては同じ所を狙っていると思います。つまり、変化が読めない社会の中で、変化に対応しながら柔軟に生きていけるようにする教育です。

 

ミネルバ大学は、その部分を徹底して実施していますが、日本人が入っていくには、結構大変な内容となっております。最大公約数的な人たちにとっては、ハードルが少々高いです。そのような学生にとっては、就活自体も社会との接点を得る場であり、就活に向き合う過程で多くの事を学び、成長していきます。

 

就活は、企業の側からすると「採用活動」であり、将来の会社の発展に貢献できる人材を採用する大切な場です。今後、企業間の競争が激しくなり、良い人材の採用が難しくなっていくので、学生との接点を持てる場を早い段階からある方向にシフトしていくでしょう。

 

そういった日本の特殊性を踏まえて、大学も設計していくことが必要です。日本の場合、何か明確な主張をすると、マイナスポイントを抽出して「それは難しい」という説明をされる方も多いですが、「プラスポイント」を見て、「マイナスポイント」が表面化しない運用方法を見つければ、多くのことは可能になると思います。

 

脱偏差値の大学を志向する

 

日本の場合、偏差値が深く浸透しているため、脱偏差値を実現するのは、非常に難しいので、「脱偏差値」=「ある一定レベルの偏差値」+「偏差値の出せない能力基準の採用」と定義して、脱偏差値を趣向していく必要があるのかなと思っております。

 

もちろん、様々な入試制度がありますので、推薦制入試であれば、「偏差値の出せない能力基準」を重視していき、一般の学力受験では、学力基準を元に学生を集めていくことになるでしょう。

 

脱偏差値は、「偏差値だけに限定しない基準」を採用するということです。日本の場合は、2元論になりやすいので、その点は、明確にしておきたいと思います。