大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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インプット型勉強+アウトプット型勉強の相乗効果

日本の主流はインプット型勉強

 

日本は、無償で勉強できる環境が少ないので、学校や教育系企業が提供する教育内容は、インプット型の勉強が重視されています。海外の英語圏の国などは、例えば、アメリカの大学が無償、あるいは、非常に低額で、e-learningの教材を提供しているので、インプットの勉強は自分で都合の良い時間帯で勉強することができます。

 

しかしながら、日本語のコンテンツは非常に少ない為、学校や教育系企業が提供する教育内容も、インプット型の内容が多く成りがちです。もちろん、それも非常に重要なことで、インプット型の勉強を何もしないうちにアウトプット型の勉強をしても、うわべだけの勉強になってしまい、殆ど意味をなさない勉強になってしまいます。

 

インプットをある程度先行させながら、アウトプット型の勉強を並行させるようにすることが重要です。相乗効果を確認しながら、自分の足りないことを学んでいくスタイルが一番よいでしょう。

 

 

相乗効果を実感できると非常に楽しくなる

 

最初は、効果をあまり実感できないと思いますが、相乗効果を実感できるようになってくると、非常に勉強が楽しくなります。これは、エンターテイメントを楽しむという楽しさとは質的に異なり、成長を実感しながら、これが自分の道を開いていくという期待感のようなものを感じられる楽しさです。

 

人は、変化していくことを実感出来る時に、未知のものへの期待感を感じることができ、ワクワクする感覚を得ることができます。これは、小さな子供から大人になっても、例え還暦を超えたとしても、得ることができる感覚だと思います。

 

アスリートが「楽しむ」という言葉を使う時も、同じような意味合いである場合が多いと思いますが、教育の中で、そのような感情を喚起しながら、専門的な勉強を行っていくように方向づけていくことが重要です。

 

これを自分自身で行えるようになると、文字通り、自分が進む道を開いていけるようになると思います。これからの世代の皆さんは、既にある道ではなく、自分で新しい道を開拓して進んでいくことになると思いますので、そうした方がよいと思います。