大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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仕事は大変だけど、もしなければ色褪せた人生になる

仕事をする意味は?

 

社会人になって仕事をする意味として、まず、最初にくるのは、当然ですが、お金を稼いで自分で生計をたてて自力で生きていけるようにすることです。当ブログの下記の記事で書きましたが、マズローの欲求5段階説の第1~2段階の話です。インターネット検索でも、自己啓発分野の話の中では、よく出てきます。

 

www.shukatsu-omamori.info

  

住む所を確保し、着るものを揃えて、食べるものを確保するという、最低限の暮らしを自分の力で出来るようにすることです。この段階は、資産家の家に生まれて働くことが必要でない立場の人を除いて、殆どの人が通る道です。これは分かります。

 

しかし、仕事で成功して生活するのに十分なお金を手にしても、ハードワークをこなす人は世の中に沢山います。これは、一体何故でしょうか?

 

理論的に説明しようとすると、色々な立場の人が色々なことを言っていますが、どれも本当のようで、ある一部分しか言い当てていないような気もします。

 

そのような話を聞いて、色々考えてみましたが、「もし、仕事がなかったら何をするのか?」と考えてみた所、なんというか、「味気ない色褪せた人生だな・・」と思いました。

 

生活の糧を得るための仕事を何もしないでも生きられるとしたら、私ですと、趣味の一環として、マスターズ陸上に参加したいという夢・目標を持っているので、それに挑戦するでしょう。

 

しかし、それは、大会に登録して参加すれば誰でも出場できるし、そもそも、マスターズのアスリートがすごいのは、仕事をしながら時間を捻出して挑戦するという点にありますので、肉体的に衰えていく年齢で、フルタイムで取り組むことに、あまり価値を感じません。

 

古臭い考えかもしれませんが、仕事の中でチャレンジして自分で価値を作り出し、より広いステージに立って、その価値を広めていくということをしたいと思ってしまいます。そこに、充実感があり、生きているという実感があるのだと思います。

 

日頃、このブログをお読み頂いている人は、いつもと違う論調に、驚かれるかもしれませんが、このような価値観も実は私自身の中にあります。

 

これは、私が男性だからこのように思うのかもしれません。もし、女性の方だったら、違う視点からの意見が出るかもしれません。

 

しかしながら、私自身は、働くことの大きな意味は、そこにあるのだと思っています。

 

自分で作り出した価値を世に広めること

 

私の場合ですと、現在、大学の教員として活動しておりますので、授業などの教育、研究、大学内の間接業務など、様々な種類の仕事をしています。

 

一般企業に勤める場合は、このように全く違った種類の仕事を同時並列的に行うことは、殆どないと思います。そういった点が、大学教員の仕事の面白みの一つであると思います。

 

このブログでも書いていますが、現在、私のゼミで就職指導も行っています。この就職指導をする過程で、学生の皆さんは、チャレンジをしていき、その結果として、良い企業から内定を得て、大きな成長を遂げていきます。

 

「就職指導をきっかけとして成長させる」ことが、現在の私の中では大きな価値となっていますが、以前は、手取り足取り指導した時期もありますが、現在は、仕組みを作って、その中で自ら動いて頂き、重要な局面で指導するスタイルに変わっています。

 

それにより、20人という大人数の就職指導を行えるようになってきており、以下の記事に記載しましたように、成果も着実に向上してきております。

 

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このような状況になってくると、更に大きな価値を提供できないかと考えるようになり、いくつかの方向で小さなチャレンジを試みています。その一環として、下記の書籍も出版しました。10年後には、これらの内1つでも大きな花を咲かせることが出来ればよいと思っています。

 

 

どのような仕事でもそうですが、現状維持の思考になった瞬間、停滞が始まり、現状維持することすら出来なくなってしまいます。すると、自分のやる気も徐々に失われていき、以前出来ていたこともできなくなってしまいます。

 

より多くの人の役に立つように自分で作り出した価値を広めることと同時に、自分自身のためにも、常にチャレンジしていくことが必要なのです。

 

これは、どのような人でも当てはまる考え方だと思います。