大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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何事も行き詰ってからが本当の始まり

最初から上手く行かないのは当たり前です

 

何事もそうですが、最初から上手くいことはありません。上手くいってしまったら、たいしたことではなかったのだと思います。

 

上手くいかない状況の中で、試行錯誤してあがいた中でつかみ取ったものが、その後に大きく人生を変えるきっかけになることも多いです。

 

個人的な経験の中でもそのように言うことができます。

以前、このブログで、システムエンジニアから大学の教員へキャリアチェンジした時のことを下記のように記事に書きました。

 

www.shukatsu-omamori.info

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この時のキャリアチェンジは、不足する能力が沢山ありましたので、文字通り「あがいた」という感じです。記事の方では生々しい表現では書いていませんが、自分の持つ全てのエネルギーをつぎ込んで、小さな突破口となるアイデアを掴んで、文字通り扉をこじ開けたというような表現が正しいと思います。

 

アイデアを掴んでから論文を書いて海外に発表にいったりして、経験のないことばかりでしたので、正直な所は、何がよかったのかは分かりません。

 

細かい失敗といえるようなことは沢山あり、ありすぎて気にしても仕方がないといような状況ばかりでした。とにかく、小さなトライ&エラーを際限なく、ほとんど睡眠なしで続けていったという話です。

 

最近始めたTwitterで流れてくるツイートを見ていても、起業した経営者の人の話でも、殆どそのような話のようです。効率とかは考えずに、がむしゃらにとにかく進んでいくうちに光明が見えてきたということですね。

 

行き詰った時にどのように考えるかが分岐点です。

 

行き詰ると、その人のそれまでの経験次第で、すぐにあきらめてしまう人と、あきらめずに再チャレンジを続ける人の2種類に分かれると思います。

 

前者は、恐らく何かしらの成功体験がない人のような気がします。思い通りにならない状況の中で、ストレスを抱えながら試行錯誤して乗り越えた経験がないので、自分では出来る気がしないのだと思います。

 

一方、後者の人は、そのような経験を最低1度はしたことがあるので、少しだけ自分を信じることが出来るのだと思います。

 

自信満々に見える人でも実際にはそれほど強くない人も多いと思いますので、不安な心は誰でもあるものだと思います。過去の困難な状況を乗り越えた時の経験の記憶が、その人を踏みとどまらせて、頑張らせてくれるのだと思います。

 

行き詰った時は、それまでの自分の知識や考え方、あるいは、行動の仕方が違うというようなことだと思いますので、それまでの自分の中にはないことを取り入れて再チャレンジをする必要があります。

 

知識や考え方については、本やネットの情報を探す、あるいは、人に聞いたりして、新たに取り入れてみたりする必要があるでしょう。行動についても、他の人の行動を参考にするか、自分で仮説を立てて試行錯誤しながら行動していくというようなことになると思います。

 

行き詰っても、ほかっておいて問題なければ、そのまま保留にしておくことも出来ると思います。その間に時間が経過して、新しい糸口がふいに見えてくることもあり得ます。

 

そうでなければ、試行錯誤して乗り越える必要があります。

 

行き詰った時には精神的に追い詰められた感じになってくると思いますので、いわゆる逆境の状態になると思います。このような時にどうすれば良いのかは、以下の記事で書いています。

  www.shukatsu-omamori.info

 

行き詰る時には新しいアイデアが生まれる

 

人は、順調な時には、あまり失敗した後のことは考えないと思います。いつも、失敗した時のことを考えると気が滅入るからだと思います。

 

したがいまして、行き詰った時は、考えるきかっけを強制的に貰うことが出来ると考えると良いでしょう。そして、そのような時ほど、良いアイデアを思いつくことが多いのです。

 

このあたりは、人間の特徴でもあるといえますので、「良いアイデアを出せるチャンス」と考えていく方が建設的な考え方だと思います。

 

行き詰らないように沢山の策を講じていくという考え方になると、万が一の可能性まで考えていくことになりますので、労力と時間がかなり必要になってしまいます。そうなると、本来行おうと思っていたことに割く労力と時間が減ってしまいますし、何より、疲れ切ってしまいます。

 

どうしても失敗を回避する必要がある局面でなければ、そのようなリスク管理的な考えかたよりも、成果を摘み取ろうとするチャレンジ型の考え方の方が、エネルギーが湧いてくるように思います。

 

いつも書いていますが、コインの表・裏の理論ですね。表を見ていきましょう!笑