大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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実現性を考えるのを止める

実現性は過去の話

 

何か物事を実施しようとする時に、実現性を考える習慣があると思います。これは、時間や労力、お金などの様々な資源を投資した時に、回収できるかどうかを考える思考です。回収できるものの中には、実利的ではない、満足感や社会貢献した時の喜びなども含まれます。

 

しかしながら、この思考だと、回収できるものがないと思われるようなことにチャレンジすることがなくなり、また、回収に長期の時間がかかるものは、意味がないと判断される可能性もあります。

 

したがいまして、時には、この思考を意識的に捨ててみることがよいと思います。個人的な事でもありますが、大学の新設などは、企業して多額の資産を手にした人や、社会的に顕著な実績を出している著名な人しか実施しようとは思わないと思いますが、あえて、そこを振り切ってやってみるようにしました。

 

実現できるかどうかは、何とも言えないのですが、実現性を考えずに振り切って行動してみると、案外、可能性が見え始めてくるものだと実感できています。また、行動してみることにより、自分の知らない世界の人たちと対話する機会も出てきますので、大きな成長の機会となります。

 

一般的には、「成長」を考える年齢ではないかもしれませんが、その固定観念を捨ててみると、面白い人生になっていくという実感があります。

 

未来を見続けるという意思

 

いくつになっても、未来を見続けて、未来へ投資する必要があります。これは、自分の未来ということ以外に、未来を生きる人への投資ということです。何歳になっても、この気持ちを忘れないようにしたいと思います。

 

自分が世の中を去る時には、何も持っていくことはできませんので、小さな実利的な部分は生きていける程度のある程度あれば十分で、それ以外の大きなものを見ていきたいと思います。

 

こういう思考を持っている人は、非常に少ないですが、世の中には、自分の持ち場で大きなものを見ながら戦っている人もいらっしゃるので、そのような人と結びついて、大きなことを成し遂げたいと思います。

 

それは、面白い人生であり、社会に貢献できる人生なのだと思います。