若い世代程国が滅びる可能性を考慮すべき
若い世代程、国が滅びることも想定に入れる必要があると思います。このように言うと、ネガティブ思考と思われるかもしれませんが、最悪を想定することも、ポジティブ思考の一環であると思います。リスクを考慮しないポジティブ思考は、結局の所、他の人に何とかしてもらうという発想なのです。
国が滅ぶといっても、完全に跡形もなくなり、誰も住まない地域になる可能性から始まって、アメリカなどの他国に吸収される可能性、また、国という制度がなくなり、自己責任で人が住み続けるような可能性もゼロではないと思います。もちろん、移民を受け入れて、日本という国の制度が残る可能性の方が高いように思いますが。。。
国が滅ぶと仮定すると、危機感が非常に高くなりますので、行動を起こすための瞬発力が高くなりますので、その意味でも、非常に大きな意味があります。特に、日本人のように、島国で守られており、侵略される可能性に対する意識が希薄な場合には、個人を変えたり、所属組織を変えたり、国を変えたりするきっかけになるでしょう。
一方で将来の夢も考える
もちろん、危機感だけでは疲れてしまい、継続的な活動を続けることが難しくなる局面もあると思います。同時並行して、夢や目標を持つことも非常に大きな意味を持ちます。仮に、国が滅んだとしても、自分の人生は続きますので、国とは関係なく、個人として、どこでどのように生きていくのかを考えても全く問題はないと思います。
特に若い世代の人たちは、小さな範囲で物を考えて、小さくまとまってしまう必要はないと思います。自由に考えて行動してもよいと思います。一方で、年齢層が高くなるにつれて、自分の残り時間が少なくなってくると、自分個人のことだけを考える思考ではなく、もっと色々な要素につて考えていくことになる場合が多いと思います。
新しい価値を世の何かに作りたいとか、世の中に対する貢献をしたいとか、自分以外の人たちが幸せになる場を作りたいとか、色々です。
キャリアを積んで行くと、世の中の仕組みが段々と分かってくるので、リスクを減らすこともある程度は出来るようになりますので、自分でおえるリスクに限定しながら、着実に実現していく道もあると思います。
夢や目標、想定されるリスク、双方を見ながら自分の行く道を行けばよいのです。