大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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皆さん実は頑張って自分の人生をよりよいものにしていきたい

積み重ねたことの50~60%くらいは成果に繋がる

 

ある程度長い人生を送っていると、人生に運・不運もあると思いますが、不運な人生であっても、50~60%程度は積み重ねたことが結果となって表れるのだと、個人的には感じています。逆にいうと、100%思った通りの結果がでる人生はあり得ないです。

 

50~60%のリターンがあると考えることが出来れば、時間や労力、お金の投資を行うことを明確に考えられるようになります。これは非常に大きな価値観の転換となります。(その50~60%の中に、その後の長期発展となるものが含まれる可能性は高いと思いますので、成果としては、非常に大きなものになると思います。)

 

まだ、駆け出しの若い年代の頃には、積み重ねたことが目に見えた結果に繋がりにくいので、時間やお金を投資することに意味を見出しにくいですが、ある程度の成果を出せる感覚が出てくると、それに伴い、投資をすることに意義を見出すことが出来るようになります。

 

これは何も収入に関することだけではなく、投資をすることで、新しい経験が出来る人生に段々と変わっていくということです。これは人によって意見が分かれることではあると思いますが、新しい経験をする時程、胸が高鳴る気持ちになっていきますので、楽しい人生が待っています。もちろん、不安な気持ちもあるのですが、一歩踏み出してしまえば、何とかなってしまいます。

 

人生をより良いものにするには今の自分にはない要素を身につけることが必要

 

このような投資的な思考・行動を実践するには、自分の人生をよりよいものにしたいという感覚が必要ですが、これは、実は誰もが潜在的には持っていることです。当然ですよね。

 

ただ、なかなか良い結果が出ない時期が続くと、自分はダメな人間だと自己否定のスパイラルに陥ります。そこで一点お伝えしたいのは、長期間良い結果が出ないのは、何かしらの原因があり、それを改善する必要があるということです。表現を変えるならば、自分に新しい要素を作り出していくことが必要なのです。

 

気付かないうちに、今の自分を完成形と考えて自分の考えが一番正しいと思っているので、結果が出ない自分を自分自身が維持しているのです。このように考えている自分から脱却して余分なプライドなどを全て捨てていき、自分を変えて高いレベルへ登っていく思考が不可欠なのです。

 

このようなことを出来るようにするのに、一番邪魔になるのが「感情」です。「感情」をいったん脇に置いておいて、求める結果を出すのに必要と思われることを、不完全でも良いのでとにかく実行してみるのです。このような行動の結果、新しい要素が自分の中に生まれていき、それが結果へと繋がっていくようになってくるのです。求める「結果」に対して、効果の高い思考・行動を取れるようになれば、確実に少しずつ人生は変わっていきます。

 

学生時代は、同じ世代の人ばかりのコミュニティなので、数カ月もあれば、他社との引かうで、何かしらの効果を実感できると思います。しかしながら、社会人になりたての頃には、自分よりも、何年も先を走っている人と同じコミュニティに入ることになるので、自分が成長していてもそれに気づかずに、レベルの高い人の成果と自分の成果を比較して、自分の成果を卑下し続けることが当たり前になってしまうのです。

 

社会人になった後の5~10年くらいは、そのような感覚の中で頑張っていく必要があるので、一番大変な時期ですが、そこを乗り越えることが出来れば、自由度も高くなり、楽しく感じられることも増えてきます。

 

私自身は、仕事を通じて新しい経験を出来るように道を開いていくことが自分の人生だと思っているので、常にバージョンアップしていいき、楽しい経験をしてゆける人生を送っていきたいと考えています。

 

皆さんは如何でしょうか?