大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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世界の未来は見えない前提で動くべし

リスクヘッジしながら動くべし

 

世界の未来がどうなるか、誰にも分かりません。それが、近年はより顕著になってきているように思いますので、リスクヘッジしながら動くという考え方でないと、結局、あれこれ考えるだけで何も実行できません。

 

リスクヘッジの仕方は、色々あるとおもいますが、その際に重要となる考え方は、労力をかけずに上手くやるという発想をせずに、基本は自分の力で成果を出して行くという考え方を徹底するということです。リスクヘッジは、その考え方を実行に移した時に、他の要因で結果が出ないということを出来るだけなくすということです。

 

また、リスクを過大評価すると、結局、今まで通りということになりかねないので、冷静にリスクを評価することが重要になります。万が一という意識を持ちすぎないということです。逆に言うと、許容すべきリスクをはっきりさせるということでもあります。これが出来ない人が多いです。

 

世界を自分で変えるという意識を持つとよい

 

世界の未来が分からないので、自分の意識の持ち方としては、自分の手で世界を変えるということでよいのではないかと思います。もちろん、全世界のあらゆることを変えるということはできませんが、自分が関わっている領域の部分だけでも、そういう意識を持っておくとよいでしょう。

 

そうすることで、目線が高くなり、また、それによって自分から出力されるエネルギーが非常に高くなりますので、結果もそれに応じたものになってきます。小さな目標を設定すると、自分のエネルギーも少しだけとなり、大きな目標となると、自分のエネルギーをそれに応じたものとなります。

 

その結果、自分の関わる領域の一部だけでも変えることができれば、それがトリガーとなって、より大きなうねりを引き起こすことが可能になるかもしれません。弱者の戦略でいう一点突破です。これは、ある意味捨て身の戦法でもありますので、勇気も必要になってきますが、これが出来なければ、何もできません。実行できるように、可能な限り事前調査もきちんと行いながら、ある時点で踏み切る以外ありません。