大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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本年度の内定出始めは早かった

例年よりも時期的にはやいかも

 

この記事は、半年くらい前に書いているので、就活は終わっている頃かと思いますが、穂年度の内定の出始めが大分早いような気がします。3年生の段階で複数出ているので、大分早い印象です。

 

これは、対面授業になったことと、今年は元気な人が多いということもあると思いますが、準備を前から着実に進めてきているので、その成果が出ているのだと思います。何事もそうですが、早い段階から着実に準備してきていることは、自分の身になっているので、単なるテクニックではなく、深く自分の中に蓄積されたものを見て貰った結果だと思います。

 

就活の早期化と長期化はずっと以前から問題になっていますが、これは構造的に短期間の選考が前提になっていることが原因なので、なかなか改善することが難しいです。長期インターンを実施している会社も、それ程多くなく、実際の仕事を担当できる会社は、もっと少ないと思いますので、仕方がない面があります。

 

しかし、それを嘆いていても変わらないので、それを逆手に取って成長の機会ととらえて、就職指導もしながら、モティベーションをアップさせて、行動を促進する指導を行っていきます。人生は思い通りにならないので、そこを嘆くのではなく、成長を促進する起爆剤として使うという発想です。

 

学生の皆さんの成長速度は早い

 

教育論を語る時、「今の学生は・・・」という論調から始まり、それに対して、「・・・というメソッドや手法を使うと・・・」という話になりがちです。これが、そもそもの間違いではないかと思っています。

 

学生は、基本的に成長意欲を持っていて、自分の人生をよりよいものにしたいと誰もが本心では思っています。しかし、どうすればそうなるのかが分からないので、チャレンジ出来ずにいる訳です。

 

また、指導する場合に、駄目という前提であれこれいうのではなく、出来ると思うよというスタンスで接することで、学生の皆さんの気持ちも軽くなり、チャレンジみようとしていきます。一度チャレンジすれば、その中で、出来たことも出てくるので、そこを指摘して気づかせてあげるだけで、成長意欲を引き出すことが出来ます。たったこれだけのことですが、これを徹底できないのが良くないのだと思います。

 

何度も言いますが、人は誰もが成長したいのです。また、それは、年齢も関係ありません。このような当たり前のことを常に意識し、成長を加速させていく、その当たり前の教育を実現する大学を設立していきたいです。