大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

就活ではトヨタ系企業をはじめとする一流企業への就職、転職ではサードドアを開けて新しいキャリアを開くことを目指して頂くサイトです。

活動場所を変えることで人生の変化を呼び込む

活動場所変化の変更はしんどさ半分と面白さ半分

 

活動場所を変えると、最初は分からないことが非常に増えるので精神的に疲れることが多いですが、長期視点を持つことで、新たな要素を身につけることができると解釈ができます。同じ場所で活動していると、どうしても、最適化された行動をとるようになり、ルーティーン化されることが多いです。

 

ルーティーン化して、それ以外の新規のことに時間を使うようになることは、当然のことでありますが、成長速度はどうしても低下してしまいます。経験的に、5年くらい同じ場所での活動を行っていると、そんな感じになってきます。

 

しかしながら、劇的な成長をすることは殆どなくなります。成長の内容は、キャリアの積み方や立ち位置によって変わりますが、知らず知らずに変化を拒んでいる自分がいます。自分では、常に変化しているつもりでも、改善の範囲ですので、細かい積み重ねです。

 

もちろん、それも大切なのですが、今までの延長のことしかできません。年齢を重ねると、体力的な不安が出てきますので、それが変化を遠ざける行動になっていくのでしょう。体力的な不安を軽減させるために、今時分が取り組んでいることの中で、止めることができるものがないかチェックするとよいでしょう。

 

全部必要と思いたくなる気持ちも分かりますが、本質的な価値を考えて、本質的な価値が見いだせないものは、一度中断してみるとよいと思います。全部やめるというと、なんだか惜しい気持ちになりますので、結局止めることはできないと思いますので。

 

一度、自分を身軽にして、その上で新しく取り組むことを考えて見るとよいでしょう。そうすると、気楽な感じで、新しいことに取り組むことができると思います。私自身、若い年代の時には、体力にまかせて沢山のことを同時並列で行っていました。もちろん、その年代は、そういったやり方でよいと思います。

 

このようにして、新しい活動が行えるようになったら、出来るだけ短期間である一定の水準まで到達するように、集中的に進めてしまうとよいでしょう。その期間は、色々なことに取り組むことを止めて、集中投資期間とするとよいでしょう。

 

やめることは、結構、勇気が必要ですので、それが、新たな人生を導くことに繋がると思います。