大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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人生の転機をどう過ごすか?

明らかに転機となる時は分かることが多い

 

人生の転機となる時期は、明らかにそれとわかることも多いです。多くの場合、それは、マイナスの状況が最初にやってきて、それを何とかしようと必死になる時に大成功に繋がる何かを見出して、それを実現するという流れです。最初から思いがけない幸運に恵まれるというパターンは、そうそうないと思われます。

 

したがって、マイナスな状況になった時は、それを幸運への道の第一歩と考えて、試行錯誤をするべきなのです。経験の浅い段階では、なかなか実感は出来ないかもしれませんが、経験を積んでいくことで、理解することが出来るようになってきます。

 

逆に言うと、突然の幸運の際には、調子に乗らないように、地道なことを軽視せずに、着実に生きることを心がける必要があります。失敗へのプロローグとなる場合が多いのです。

 

転機の際には、考えを深めて種をまくことを意識すべし

 

転機の時には、マイナスの状況であることが多いので、その時には、自分の考えを掘り下げる、あるいは、それに必要となる知識を習得することが非常に大切です。何も変化させずに、その後の発展をすることはあり得ないので、苦しい局面ですが、意識してそうすべきなのです。

 

ジャンプするためには、膝を曲げて反動をつけて、その反作用でジャンプする訳ですので、表立った活動に力を入れるのではなく、新しい要素を導入する作業に力を入れて、それを活用するのです。

 

その際に少しのリスクが発生する可能性もありますが、全て安全でないと何もしないという発想だと何も出来ないので、リスクを減らす工夫をしながら、取り組む試行は必要になります。

 

良い結果が出る保証がないと何もしないという発想だと、結局、何も変わらない現状維持の人生をずっと送ることになり、陳腐化と共に、先細りの人生になっていきます。常に、種をまくことを忘れずに、順番に収穫していくという流れでの活動を繰り返すイメージとなります。