同調圧力を感じるようになったら一人前かもしれない
社会人になりたての頃は、同調圧力を感じる程の余裕もなく、目の前の仕事を何とかすることに精一杯で、自分のアイデアを活かそうとか、自分発で動いてみようなどという余裕は、ほとんどないと思います。
そのような状況の中で、試行錯誤するだけで、あっという間に数年程経過してしまうと思います。これが、日本の若者の多くが置かれている現状だと思います。私自身もそうでした。
しかしながら、自分で出来ることも増えてきて、余裕が出てくると、自分発で行動してみたいという意識が芽生えてきて、行動を起こしてみると、現状維持バイアスを強く持った人から、色々なことを言われるようになります。
そのような人も、最初はそうではなく、同じように色々言われ続けて、それに染まってしまい、同じ思考回路を持つようになってしまったということだと思いますので、否定をするつもりもありません。
同調圧力を強く感じるということは、自分の意思で行動しようとしている反作用として表れているという認識を持つことが非常に重要なことです。
同調圧力を感じる場合の取るべき行動は?
同調圧力を感じる場合、その圧力を押し返さずに、そのままでいる方法と、同調圧力をかわしながら自分の目的を達成する方法があると思います。どちらがよいかは、選択の問題なので、当事者の問題であるので、あるべき姿を提示するのは難しいです。
しかしながら、一つだけ言えるのは、同調圧力をかわしながら目的を達成する方法は、なにかと逆風が起こるので、大変なことだと思います。それをものともせずに遂行する確固たるものが自分の中にない場合には、お勧めできる方法ではありません。
逆に言うと、確固たるものがある場合には、そうせざるを得なくなってくると思います。望まなくても、自然とそうなってきます。それがよいことかどうか分かりませんが、それが自分の行くべき道なのかもしれません。
そうか考えると、意図的に選択するようなものではなく、必然的にどちらの道を選ぶようになるのだと思います。考え込まずに、行動をしていくだけなのだと思います。