大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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激変する社会の中を生き抜く方法

激変する社会の中を生き抜く方法

 

日本社会の中にいると停滞感があるので、世の中は変わっていないのではないかと錯覚することがありますが、世界の動向を見ると、激変していることが分かります。例えば、AIなどのテクノロジーの世界ですと、AIに対する教育を、国を挙げて行ってきた所では、産業的に成功を収めている所も出てきております。

 

日本では、この数年でようやくAIに対する教育を推進し始めているので、それが顕在化する頃には、その変化を実感することができるでしょう。このコロナ禍により、ようやく日本でもDX化が進み始めているので、それが目にみえる形で顕在化するでしょう。

 

そのような激変する社会の中でどのように生きていくかについては、2通りの方法があるように思われます。その一つは、ITや医療のような需要が拡大する領域の仕事に就く方法です。ある程度の適性があると自分で判断できるなら、迷わず飛び込んでみることをお勧めします。需要が拡大するということは、それに対する供給を行う仕事は、自ら仕事を創るということをせずとも、年収も順調に伸び、長期的に安定する状態を維持することが出来るからです。適性があれば、実績に積み上げも行えると思いますので、やがて面白みも沸いてくるでしょう。

 

もう一つの方法は、自分のやりたと思えることを優先し、需要が減っていくかもしれない環境の中でも、自ら仕事を創るという気概を持って働いていく方法です。需要が減っていく場合には、その供給を行う仕事も減るので、過当競争のような状態に必然的になります。その中では、きれいごとは言えないので、その競争に勝つ必要が出てきます。しかも、それを長期間継続する必要があります。非常に厳しい環境が予想されますが、自分のやりたいことを優先し、モティベーション高く乗り切っていく道です。

 

どちらの道が良いかは、自分しか決めることが出来ませんので何とも言えませんが、どちらの道に進むのでも、自分の置かれた環境を常に意識し、その中で最善を尽くす方向で、仕事の実績を上げると共に、長期的な環境の変化に対応できるように、自分自身で学びを継続する必要があります。

 

更にいうと、長期に渡る継続を行うためには、面白みを自分で見出していく姿勢も必要となってきます。何ごとも自分の考え方・行動の仕方次第で大きく結果が変わってくるので、結果がでるまで、試行錯誤しながら継続していく必要があります。