大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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チャレンジする時のメンタルコントロールの方法

チャレンジして達成することによりもたらされる効果を沢山書き出す

 

チャレンジは、基本的に自分から行うものではあると思いますが、仕事の場面では、必ずしもそうとは限りません。自分には重荷となる仕事も担当することになる場合が多々ありますので、そういった場合は、チャレンジせざるをえなくなります。

 

後者の場合はメンタルの持ち方に気を付けないと、負荷の高いやらされ仕事になってしまいます。そのような場合、ストレスが高くなり、逃げ場がなくなるとうつ病のような状態になってしまう可能性もあります。

 

後者の場合の自分のメンタルの持っていきかたとしては、その仕事をしたことでもたらされる可能性のある良いことを沢山書き出していくとよいと思います。例えば、以下のような観点で書いていくとよいと思います。

 

・どのような能力が身につくか。

・その仕事でだれが喜んでくれる可能性があるか。

・次のチャンスにつながる可能性があるか。

・新しい企画の準備となる要素があるか。

・楽しく感じる要素があるか。

 

他にも色々な観点があると思いますが、頭の中で考えているだけではなく、文字・文章として明確に書いてみると、色々気づく点も出てきます。

 

これらの項目が沢山書くことができると、その分、当事者意識の純度が高くなり、いつしか、この仕事がやらされ仕事ではなく、まるで自分が考えて提案して勝ち取った仕事のような感じになってくると思います。

 

単に書き出していくだけで、そのような状態にまで自分のメンタルを持っていくことも可能となります。どうせやらなくてはならない仕事ならば、後ろ向きではなく、前向きにやっていきたいものですね!笑

 

スモールスタートで始めることにより、頑張らないで進める

 

次に、その仕事を実際に進めていく場面のお話になっていきます。どなたも仕事を沢山抱えている状況だと思いますので、新しいチャレンジを最初から全力でチャレンジするというよりは、スモールスタートの形で少しずつ行っていく方が無理なく続いてよいと思います。

 

頑張った感を感じられると短期的には良いですが、長期間続くと疲れてしまいます。そうすると、仕事としての義務がない限り、途中でなにかの拍子にやらなくなってしまうことがあると、そこでチャレンジをやめてしまうことがあります。

 

もちろん、途中で明確にやめる理由がある場合は良いのですが、そうでない場合は、非常に勿体ないことになってしまうので、負荷を感じない程度に、少しずつ継続していった方がよいと思います。そうすると、次第に習慣化していきますので、そうなると長期間継続することができます。

 

ある程度形になってきた時に大きくチャレンジをする

 

そのような形で少しずつ継続していくと、ある程度形になってきます。例えば、ブログのようなものでも1年間毎日記事を書いていると沢山の記事数になります。そうすると、ブログの中身だけではなく、沢山の記事があること自体もサイトの価値をあげることにつながります。

 

そうなると、何かしらの引き、つまり、チャンスが巡ってくる可能性が出てきます。そのチャンスが何なのかは分かりませんし、いつくるのかも分かりませんが、価値を提供できていれば必ずくると思います。もし、何もないようでしたら、それを内容の見直しをする方向に考えていけばよいと思います。

 

そして、チャンスが巡ってきたら、失敗を恐れずにチャレンジしていけばよいと思います。但し、チャンスがチャンスの顔をして巡ってくるとは限りませんので、何かきたら駄目でもともとの感覚で、チャレンジしてみればよいのではないでしょうか。

 

そうやって、チャレンジを繰り返していけば、思わぬ方向に開けていくことがあるので、そうなったらそちらにエネルギーをシフトさせて、ギアを入れて全力で取り組んでみればよいと思います。

 

何事もチャレンジの方向性や内容が良く出も成果がすぐに出るとは限らないので、最初のうちは、気楽な感じで続けていけばよいのではないでしょうか。継続しながら試行錯誤していくと段々とよくなっていきますので、チャンスが巡ってきます。