大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

就活ではトヨタ系企業をはじめとする一流企業への就職、転職ではサードドアを開けて新しいキャリアを開くことを目指して頂くサイトです。

来年の1年テーマは「変化率の大幅な向上」

ここ数年の停滞感を払拭する変化をする時期

 

ここ数年、自分では色々と変化を起こしたつもりではありますが、結果的には、劇的な変化を起こすことは出来ませんでした。変化率は、以前よりも大分少ないものであったという評価が、現時点での私自身の冷静な評価です。

 

その原因を考えてみると、「環境的な安定」が、その根本にあったのではないかと思っております。安定することは、気持ちの上では安心して活動が行えるので恵まれたことではあるのですが、その環境の中だけにいると、「変化率」という点では、どうしても、限界があったように思います。今の環境を維持しながらも、別のコミュニティに所属してみて、「変化率」を大きくしてみたいと考えています。

 

もちろん、この先に達成したい大きな目的もありますが、その目的だけにとらわれていると、ある意味自分で自分を縛ることにもなっていきますので、少し、緩やかな考え方を取って、プロセスを楽しんでみるというような発想で、「変化率」を求めてみることにしたいと考えています。

 

変化を起こすためにはある程度のリスクを許容する必要が出ている

 

大きな変化を起こすには、どうしてもある一定のリスクを許容する必要がでてきます。もちろん、何の意味もなくリスクを負うことを目的とすることは、全く推奨しません。出来る限りリスクを回避できるような形で確実に物事を進めることが出来れば、それが一番だと思います。ただ、リスクを全く負いたくないという姿勢を貫く場合には、劇的な変化を起こすことは難しいでしょう。

 

リスクにも色々な種類があり、自分の活動や労力が無駄に終わるリスクは、誰でも許容することが出来るリスクです。無駄というのは、目的が実現できない場合に、その目的に関しては無駄だということで、広い意味では、その活動で得られた知識や経験は必ずどこかで生きるので無駄ではありません。考え方一つで末広がりの発展に向かう思考・行動にすることができます。

 

その他には、大きなマイナスが発生しそうな場合のリスクもあります。このようなリスクの扱いが一番難しいですが、これも、部分的に回避できる部分もありますので、出来る限り回避しておくことが望ましいです。その為に長期間の活動が必要になる場合もありますが、それを行うことでリスクを大幅に低減出来れば、それが一番無難です。

 

ただ、一番大きなリスクは、変化しないリスクです。これは、非常に厄介なものです。変化することに対する抵抗が大きい人ほど現状を維持することを望み、問題を先送りしていくので、リスクが発生した場合のマイナスを大きくしていることに気が付きません。そのような人が組織の中に沢山いると変えることが出来なくなり、衰退の一途をたどることになります。

 

変化することは、短期的には自分を不安定に見える立場に立たせていくことなので、自己防衛の本能とは反対の方向に進めていくことです。これは、非常に理性的な行為なので、先見の明があり、人間的にも強い人しか出来ないことです。

 

リスクを許容するとは、そういうことなのだと思います。