見込み違いは誰にでもある
何かに取り組み始めた場合に、当初の想定とは違った場合もあると思います。その場合、すぐにやめるべきかどうか考えることになると思います。これは、非常に難しい判断になると思います。その理由は様々です。
一つには、それを始めたこと自体が縁であるとも考えられるからです。見込み違いであったために、自分の可視化されている目的とは異なるという観点で、無駄だと判断する思考です。もちろん、これも有効な場合があり、一概に否定することは出来ません。達成する目標に期限があり、時間にゆとりがない状況の場合は、別のアプローチを考える必要があります。
しかしながら、時間にゆとりがある場合には縁と考えて、しばらくやってみる、いわゆる、周り道をしてみるという方法もよいと思います。これは、直観に基づく判断で、論理的思考ではありませんが、そう思った時はやってみるとよいと思います。
試行や学びは結果を出すつもりでやるべし
単に、学ぶだけではあまり意味がありません。自分の出したい結果を出すために必要な学びとして学ぶことが非常に重要です。自己満足の勉強も、趣味としてはよいと思いますが、時間のない中で学ぶ目的は、学ぶことにより、高いパフィーマンスを上げることであるのです。その強い意識が学びの解像度を上げて、具体的な行動に結びついていくのです。
人生を変えていくとはそういうことだと思います。
試行も一緒です。試行することが目的だと、本質に近づかない「単なるお試し」となってしまいますので、試行とは言いながら、結果を出そうとする意識は非常に重要です。物事の本質を見ながら、結果を出すために全ての手を尽くす試行である必要があるのです。
試行とは、小規模で始めることではありますが、小規模ながらもきちんとした結果を出すことが目的なので、良くない結果が出てよいということではないのです。良くない結果が出た時には、もちろん、原因を探して改善するか、もしくは、大きく変えた方法で再試行するかですが。。試行を繰り返した結果、上手く行かないことが分かったら、その時は、潔く撤退するべきです。