大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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転機には良いこともそうでないことも同時に起こる場合がある

転機には物事や人間関係が入れ替わる?

 

自分の人生において変化を起こす場合には、実施する事柄や人間関係が入れ替わってくることになります。それは、それまでに属していたコミュニティとは違う所に足を踏み入れるので、必然的に起こる変化です。

 

自分の知らないコミュニティに入っていくと、それまでに経験していないことばかりなので、問題が沢山発生する感覚にとらわれると思いますので、良くないことがおこっていると感じることもあると思います。

 

また、必然的に、それまでに実施してきた事柄に対して急速に興味が失われて、その物事を止める方向に動くことになっていくので、それまでにあったものが無くなるということで、良くないことがおこっている感覚になっていくこともあると思います。

 

こうした変化は、人間の現状維持の本能に反する変化なので、それを理性で受け止めて、必要な変化であると理解することが大切です。

 

このような過程を経ていくと、自分の時間やエネルギーに余裕が生まれるので、それを新たな事柄に振り向けることが出来るようになってきます。大きな変化を起こす場合には、それまでに行っている事柄を抱えたままでは難しいので、必然的にそうする必要が出てきます。

 

それと並行して、関わる人の種類や考え方も変わってくるので、人間関係が変わっていくことになると思います。このような変化に抵抗するのではなく、変化を楽しむくらいの感覚に慣れれば一番よいと思います。

 

このような変化を起こしながら、入れ替わるような感じで、よいと思えることが少しずつ増えていくことになると思います。

 

投資的な生き方を心がける

 

投資には、お金や時間、労力などのものがありますが、組織の中にいると、与えられた仕事をするという発想になりますので、自分の資源を使って意識的に投資的な活動を起こす人は、あまりおりません。

その理由としては、その組織に居続けるという前提で物事を考えているからです。もちろん、これが悪いということではありません。特に、自分に自信が持てない実績のない年代のことには、特にそうかもしれません。安心したいという欲求が第一になっているのです。

 

しかしながら、人は、立っているステージによって考え方や感じ方が変わってくるので、世の中の仕組みが分かってくるに従い、変化することを恐れなくなってきます。その反対に、活動できる量が段々減ってくるので、そのことに対する恐れは出てきます。

 

それを加味すると、自分の経験をしかしながら、少しずつ違うコミュニティでの活動を増やしていき、実績を積んで行くことで、活動領域をシフトさせることがよいと思います。

 

簡単にいうと、常に小さな変化をし続けるということです。これを続けると、他の人から見ると、ある時点で急に大きな変化を起こしたように見えます。

 

常に投資的な行動をしていくことで、自分のベースが変化し続けて、そのうちに希少価値の高い人材になっていくことになると思います。

 

もちろん、その過程で、良いこともそうでないことも並行して起こってくると思いますが、俯瞰的・客観的に物事を見ることで、その変化に柔軟に対処していくことができ、その変化の波に乗れるでしょう。