大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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AI時代に必要なITスキルの教育プログラムの内容

AIはプログラムとデータの集積

 

AI自体は、結局、プログラムとデータの集まりです。それ以上でもそれ以下でもありません。プログラムは、コンピュータに対する計算命令の集まりであり、それ以上の機能はありません。データは、時間の経過と共に蓄積量が増えていきますが、データだけでは価値がありません。

 

プログラムとしてのAIが、沢山集めた過去のデータを分類・グループ分けして意味付けを行い、新しいデータに対する何かしらの判断を行うというようなことです。

 

その為、プログラムで出来ることと出来ないことを理解することが、AIの本質的な理解に繋がると言ってよいでしょう。

 

プログミングを行って、プログラムを作った経験がない人は、プログラムで何でも間でも出来るという印象を持ちがちであり、それによって、AIも万能なものだという印象を持ってしまうのでしょう。

 

しかしながら、プログラムも出来ることが明確に決まっており、なんでも間でも出来る訳ではありません。AIの理解には、そのプログラムの有限性を理解すること、まず、最初に必要なことです。

 

その後に、AIの特徴を学んでいくと良いでしょう。

 

プログラミングに拒否反応がある場合にはITスキルに対する自信をつける必要がある

 

プログラムの有限性を学ぶには、少しプログラミングについて学ぶ必要があります。しかしながら、ITに苦手感を持っている人の場合は、学ぶ前から拒否反応が出てしまい、分からないものだと決めつけてしまう可能性があります。

 

そこで、日常の仕事の中でも活かせるというモティベーションを持ちながらも、身につければ自信がつくものとして、Microsoft Accessを使った簡易的な情報システム開発を行うようにすると良いと思っています。このツールは、基本的には、ビジュアル的な画面で、マウス操作主体で、プログラミングなしでも簡易的な情報システムを作成することができます。ただ、最初のとっつきの部分が分かりにくいので、社会人でも苦手感を持っている人が多いです。そのような状況なので、Accessをある程度使えるようになったという実感をもって貰うことで、ITに対する苦手感をある程度、払拭することが出来ると思います。人によっては、自信をつける所までいけると思います。

 

Accessを使った情報システムの作成は、ビジュアル的な画面操作中心ですが、内部的には、プログラムを作成・実行するというイメージのものなので、それに関連させる形で、プログラミングの初歩的な説明をしていくことで、プログラミングで出来ることと出来ないことを理解できるようになると思います。

 

その上で、AIやビックデータ、IoTの特徴を学んでいくという流れがよいのではないでしょうか。こういった流れの研修を見たことがありませんので、AI×ビックデータ×IO時代に対応できるITスキルの基礎を持った文系人材の養成を行う教育プログラムを、この基本的な流れで作って行こうと思っております。

 

もちろん、文系向け教育なので、システム構築を行えるレベルのものではありません。ITに対する苦手感を払拭し、AIやビックデータ、IoTで出来ることを学び、エンジニアと一緒になって、仕事の現場にシステムを導入することが出来る、会社側のスタッフとして活躍できる人材育成の最初のステップをクリアできる内容になります。