大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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激変期には柔軟な心構えが必要です

 

一度道が見えても変更を余儀なくされることもある

 

一度、進むべき道が見えても、大幅に道を変更せざるを得なくなる場合もあります。このところの私自身も、何度も変更を余儀なくされています。しかしながら、大きな変更にみえても、もしかしたら、元の道をバージョンアップさせて進む道があるかもしれません。

 

一度見えた道に進み始めて、その道の変更をせざるを得なくなった時、通常は、様々なマイナスの感情が引き起こされます。怒りの感情、やりきれないという感情、全てが無駄になってしまったという感情などです。

 

このような感情が引き起こされた時は、その感情が無くなる、あるいは、大きく減少するまで、少し行動をしないようにする必要があります。このような感情のまま行動しても、良い結果にはつながらないので、少し時間を置く必要があります。また、感情をリフレッシュするため、感情を引き起こした物事から離れて、スポーツをしたり、趣味に没頭したりするとよいでしょう。

 

若い時代の頃は、このようなセルフコントロールは難しいですが、これが出来るようになると、感情にまかせた行動による失敗を大きく減らすことができます。

 

その後、変更された後の道の中で、元々の道で実現していたことを実現する道を探る必要があります。そうすると、案外、実現する道が見えてきますし、場合によっては、もっと大きな形で道の変更をする可能性があるかもしれません。

 

不安感は誰にでもあるが、それを上手く活用すべし

 

このような形で道が変わっていく時、どのような人でも不安感はあるかと思います。私自身も当然ですが、不安感はあります。そのような時、その不安感をよくないもと捉えるか、行動の原動力になるものと捉えるかで、その先の道が大きく変わってきます。

 

もし、皆さんが、初めて大きな不安感を感じた時は、よくないものと捉えることが多いと思います。これは、無理もありません。そのような時は、自分以外の経験値の高い人に相談することがよいと思います。

 

自分の理解できない状況を自分の力で乗り越えようとするのも悪くはありませんが、経験の浅いうちは無理せず他の人に相談することも、よい方法なのです。

 

特に担当者としての仕事が出来るタイプの人は、自分の考え方・行動に自信を持っている人が多いので、自分ですべて行うことに拘りがちですが、少し考え方を柔軟にして、他の人のいうことを実行して結果が出る場合もありますし、それによって自分の価値が損なわれることはない点を認識していくと、人生が変わると思います。