大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

就活ではトヨタ系企業をはじめとする一流企業への就職、転職ではサードドアを開けて新しいキャリアを開くことを目指して頂くサイトです。

人が人を呼ぶフェーズ

沢山の人と繋がっていくと繋げてくれる人が出てくる

 

何らかの活動をしていく過程で、沢山の人と繋がり交流を持つようになるが、その中で、一定数の人が新たに人を繋いでくれるような状況になってきます。この状況が始まってくると、人との関係の繋がりが飛躍的に広がるようになります。

 

もちろん、その前提として、自分が何か人に明確に提供できるものがなくてはなりませんが、それだけでは何も変わらず、それをひとに提供しながら、大きな目的を達成する活動に転化して、その中に他の人の能力や経験、人脈などを入れて貰うようにしていく活動にしていく必要があります。

 

もちろん、参画してくれる人に、何かしらのリターンがあるようにしていく必要があるのは、言うまでもありません。そのことは、人が人である限り、ある程度必要なことなので、マイナスに捉えずに、それでも参画してくれることに感謝しながらも、冷静に計算しながら、参画してくれる人がモティベーションを高くして貰えるように、お願いする活動内容を決めていく必要があります。

 

日本人は感情的なので、こういう話をすると、何だか計算高い冷たい人のように感じられるかもしれませんが、よく考えてみると、相手の立場や考え方などを尊重し、究極的には、相手の人生がよりよくなるお手伝いをしているとも捉えることが出来ます。

 

感情的なやさしさを相手に伝えることも、尊い人間の営みであると思いますが、それだけでは、結局、その場だけの話になり、相手の人生が良くなってくということではない可能性が高いです。むしろ、現状を維持させるようなことになりかねないとも言えるのです。

 

もちろん、それが相手の心を一時的に救って、深い悩みの思考から抜け出させてくれたりするような効果もあったりすると思いますが、人生を良い方に長期的に変えていくことにはつながりにくいと思います。

 

人が人を呼ぶフェーズに入ったということは、他の人を活かして、その人の人生をよくすることが中心となり、自分の能力などを上げることが中心のフェーズから脱却した段階に入ったということになります。

 

この点を認識をして、自分の活動内容を明確に変えて、次のステージを進んでいく必要があります。