変化を楽しむか嫌うか
変化を楽しむことは、自分が新しいステージに入ることを楽しむ心に繋がるので、道が自然と開かれる可能性が高くなります。変化は、どんなに楽しくても確かにストレスも発生させるので、それに耐えきれない人は、どうしても変化を嫌う思考・行動スタイルとなります。それは、自分を停滞させて、結果、不満足な人生を送ることになります。
どちらが良いかは、ほとんど歴然ではありますが、人間には感情があるので、停滞を安定と読み替えて現状維持の方を選択しがちです。感情は、人間が持つ良い特徴ではあるのですが、飛躍を望む場合は、日本人の場合は、なかなか難しい場合が多いです。
感情とは何かと聞かれると、私も説明に困るのですが、つまり、何か分からないものに引きずられているのだとも言えます。感情というものを過大評価しているとも言えます。感情を、一瞬の現象と捉えると、感情が平静に戻るのを待つことで、感情が乱れたままで判断や行動をすることを避けることができます。
これは、非常に重要な視点です。
楽しむ姿勢を常に持つことが大切
楽しむという姿勢を持つということは、理性としてそう思うように律するということです。特に、思わしくない状況や逆境といえるシビアな状況の中で、それを楽しむことができれば、どんな状況でも打開策が見えてきて、何とかなる場合が非常に多いです。楽しんでいる時には、心が明るく平静な状態であることが多いため、実は、冷静に物事を見ることができていることが多いです。これがなかなか気づかない点です。
つまり、逆境になればなるほど、意識して楽しむべきであるということです。
これが常に出来るようになれば、実は、人生は自由自在な状況にだんだんとなっていくのではないかと思っております。仕事の場合には、楽しむことが不謹慎と扱われる風潮がありますが、仕事も楽しめば良い成果が出やすいと思います。もちろん、しんどい場面も多々出てくるのですが、それさえも、一部だけでも楽しめれば、意外と平気になってくると思います。常にそうありたいと私自身も思っています。