大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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怖いという気持ちをコントロールして一歩を踏み出す勇気

未知のことを行う場合に発生する「怖い」という感情への対応

 

 勉強も仕事でもそうですけれども、新しい一歩を踏み出すことで、置かれた立場が変わっていき、その変化のスピードがあまりにも早い時や未知のことを行う時に、「怖い」という感情を持つことがあると思います。人間は弱いものなので、怖いという感情が発生した時には、心の窓を閉じてしまって、外からの情報を遮断することになってしまうでしょう。

 

 これは、ある意味、反射的な反応なので、無理もありません。社会に出ると分からないことだらけなので、どのように考えていいのか分からずに、そうなってしまうこともしばしばあると思います。外からの情報を遮断してしまうと、次の判断が出来なくなるので、良い結果は生まれません。

 

 キャリアを積んでいくと、そのような経験を沢山することになりますが、だんだんと慣れてきますので、反射的な反応をしないように踏みとどまれるようになってきます。これは、「慣れの効用」とでもいえるでしょう。

 

何もかも理論通りに進むわけではなく、慣れたことによって出来ることも沢山あります。その意味で、考え過ぎて頭でっかちになりすぎないように意識することも大切なことであります。

 

いわゆる偏差値の高い大学に進学した場合で仕事のキャリアが浅いうちは、それまでの人生では考えた通りに物事が運んだ経験も多かったと思いますので、考えたことがそのまま実現すると思いがちだと思います。そのような時に、考えた通りに上手く行かなかったことが起こってしまうと、不安になってしまい、内心、怖いと思ってしまうこともあるでしょう。

 

怖いと思った時でも、次なる小さな第一歩を踏み出してみると、案外、上手くいくこともあると思いますので、そういった小さな経験を沢山積んでいくことで、恐怖感が少しずつなくなっていくことでしょう。

 

適度に怖がることは致命的な失敗を回避することにつながる

 

 色々な書籍やインタビューを見ていると、実績を上げた企業の経営者のような常にリスクと隣り合わせの人たちでも、「自分は小心者で臆病である。」という趣旨のコメントをしているのをよく見ます。

 

仕事をしている社会人の方なら皆さんお分かりだと思いますが、どんな仕事でも、何かしらリスクがあるもので、会社などを経営していると、それは、本当に大変だと思います。会社の経営者は、メンタルが強い心臓に毛が生えたような人ばかりだと、勝手な印象を持ってしまいますが、そのような人ばかりではないようです。

 

適度に恐怖感を持っていることは、失敗するリスクを出来るだけ回避するように慎重に仕事を進めていくことにつながります。つまり、リスクが顕在化した場合の対応策も、ある程度準備する形で仕事をするので、不足の事態が起こっても対応できるようになります。

 

自分を含む平均的な人の場合、現在の日本社会では、致命的な失敗をすると、そこから立ち直って新しいチャンスをつかむのが非常に大変です。従いまして、適度に怖がることはいいことだとも言えます。その分、チャレンジの大きさを細かくしていき、怖くないと思える大きさまで小さくしていけばよいと思います。無理に強がるよりも、そちらの方が良いです。

 

自分が許容できるリスクに留めて、その分、チャレンジの回数を増やせばいいだけのことです。そうすれば、自分の人生がよい方向に向かっていくことが当然の結果になってきますよ!(笑)