大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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経験を積むことで「主張」から「選択」に変わる

経験の浅い時には「主張」することで突破する

 

自分自身の人生を振り返った時に、何かしらの事柄を強く主張する気持ちになることがあったと思いだされます。誰にでもあることだと思います。

 

何故、そのような気持ちになっていたのかを振り返って考えてみると、「主張」する気持ちになっていた時には、実は、その事柄に対して自信や確信がなかったのかなと思います。それは、主に経験不足からくるものだと思います。

 

経験不足で自信がないけれども、その事柄を何とかすることが必要であり、多くの場合は、期限があるので、焦りの気持ちもある状態で不安感がぬぐえない状態なので、「主張」する気持ちになって、その事柄を進めていこうとするのでしょう。

 

経験があって確信のある事柄は、多くの場合、明確な根拠やエビデンスがあるので、それを丁寧に説明することで十分な場合も多く、仮に相手側の問題で伝わらない場合でも、説明の方法を変えることで、余裕を持った形で対応することが可能になると思います。

 

経験不足の状態の時には、精神的にアップアップした状態に陥り勝ちなので、成功の可能性を気にしているよりも、とにかく早く進めて、目に見える結果を少しでも出したいという気持ちになり、「主張」する形になっていってしまう場合が多いのではないかと思います。

 

経験を積んだ場合には、余裕を持って選択することができる

 

経験を積んだ分野の場合は、前提知識もあるので、落ち着いて複数の選択肢を考えることができ、慌てることが基本的にはありません。その為、試行錯誤の中で、ある程度のリスクを覚悟しながら「主張」する形で物事を進める必要がなくなります。

 

その為に、安定した形で物事を進めることができます。ただ、注意点は、よく分かる分野であるが為に、新しい発想での取り組みを無意識のうちに否定する形になりやすいことです。新しいチャレンジをしない場合は、変化する要因がなくなってしまうので、成長が止まり、衰退へのプロセスが進んでしまうことになります。

 

経験がある分野で余裕がある点を活かして、試行的なチャレンジを意図的に実施していくことが出来れば、非常によいサイクルに入っていくことができると思います。これが出来るかどうかが長期的な成功を収めることが出来るかどうかの分かれ目であると思います。

 

人は安定的な立場に立つと、それを保持しようとチャレンジを無意識的にしなくなってしまい、それに気づくことも案外難しいことです。自分では、チャレンジしているつもりでも、外からみるとそう見えないケースが非常に多いでしょう。

 

チャレンジしている時には、覚醒度が一気に変わるので、ある意味心地よい心境になってきます。最近疲れたな、と感じることが増えた場合には、一度、そのことを疑った方がよいかもしれません。

 

人が安定を好むのはある意味本能的な要素が多分にあると思いますので、きっかけがないと、ずるずるそのまま行ってしまうこともあると思います。特に、人のサポートをすることが好きだと思う人は、特にその傾向があると思うので、定期的に変化を起こしていくことも必要かと思います。