大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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個人の動き方時代で大きなチャンスを掴める時代

現代は個と個の連動が強く意識され始めた時代

 

私が社会人になる頃の日本は、丁度、バブルが弾けた数年後で、「会社に頼るな!」という言葉があちらこちらで一斉に叫ばれた時代でした。しかしながら、それは、現状では、会社に頼る人が多いという裏返しでありますので、組織の中の一員として振舞うことがよしとされていた時代でもあったと思います。

 

しかしながら、そこから20年以上が経過した現在の社会では、会社に属しながらも、個人のビジョンや価値観を明確に提示して活動を行う人が増えてきたと思います。

 

一時期は、新進気鋭のベンチャー企業がマスコミで持てはやされて、個人主義が全面に出された時代もありましたが、そこから暫くの時を経て、個人としての価値観を大切にしながらも、個人と個人が結びついて新たな価値を提供することを強く意識されている時代なのではないかと感じています。

 

これは、右肩上がりの成長が見込めなくなった現代で、個人の能力を自ら自律的に養成し、その能力を活かして新しい価値を創造することで生きていかざる負えなくなっている厳しい時代背景があると思います。

 

この時代は個人の動き方時代で大きなチャンスを掴める時代

 

このような形で、個人が強く意識されながらも、社会がその価値観や活動を許容せざる負えない空気になってくると、個人が自由に活動しやすくなってくると思います。

 

以前は、転職や副業(もしくは、複業)があまり許容されない空気が社会にありましたが、現在はむしろ、それによって、一つの会社内でのキャリアのみでは得られない能力や価値観を得られるきっかけとして、新しい見方がされるようになってきています。

 

「転職や副業・複業はけしからん。」という同調圧力的な価値観ではなく、積極的に異なる考え方を取り入れて変わっていこうという社会的な空気が、この数年、大きなうねりになりはじえめているように感じます。

 

個人の動き方時代で大きなチャンスを掴める時代になってきていると言えるとおもいますので、この流れに乗って、今の仕事の他に、自分の可能性を広げることに繋がる転職や副業・複業に取り組むとよいと思います。