大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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行動から始める自分の人生

同じ年代だと問題・課題意識を共有できる場合も多い

 

同じ年代の方々だと、立場の違いはあれども、育った環境などが似通っている場合も多く、問題や課題に対する意識が似通っている場合もあり、話が早い場合も多いです。そうでない場合は、細かい背景などの話をしながら、伝えたい内容を伝えていくことになるので、とても時間がかかる場合も多く、場合によっては、伝わらないことも多々あります。

 

そういったことを想定すると、同じ年代の人達のグループに入っていき、そこからの広がりを期待していくのも良いと考えています。

 

また、会社の規模の違いはあれども、経営者の立場になると、自分が最終決定者になるということなので、話が早いということもありますし、基本的には、試行錯誤するスタイルでどんどん進めて行く話になるので、進むスピードも速くなります。

 

日本の場合は年代によって同じことを言っても受け入れられないこともある

 

日本の場合は、仏教や儒教の考え方が多分に入っているので、年功序列的な意識が刷り込まれている場合が非常に多いです。その為、一定の年齢を超えるまでは、同じ内容のことを主張しても、受け入れられないことが多いのが現実です。

 

その為、若い年代の頃に持っているエネルギーやバイタリティーを発揮する機会が得られにくいので、若い世代の中には、そういったしがらみを嫌い、未成熟な組織に入っていくことを選択する人もいます。

 

このあたりは、どちらがよいのか分からないですが、自分の人生は自分で開くと考えて行動できる人達にとっては、そういった組織で働くもの選択肢の一つとしては、よいとも思います。

 

ただ、一つお伝えしておきたいのは、どのような道を行くにしても、結局、行動しなければ何も始まらないので、行動→思考という意識の方が良いと思います。日本の場合は、慎重派の人が多いので、ご家庭や学校教育の中で、思考→行動と教えられる場合が多いと思いますが、最初の思考にあまり時間をかけずに行動するということを強調する意味で、「行動→思考」と伝えるようにしています。