大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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新規事業を構想することで、自分の道を開く

個人のキャリア開発よりも大きな視点で考えられる

 

個人のキャリア開発という観点で考えていくのは、非常に良いことだと思います。特にキャリアの浅い段階では、それだけで十分大きな効果があるように思います。5年先、10年先くらいを考えることで、長期的な視点を持つことができ、場当たり的な活動ではなく、実現したいキャリアを目標として、それに必要な仕事や企画の立案、勉強などを一つのストーリーの中で行うようにすることができますので、モティベーションも上がってきます。

 

しかしながら、ある一定のキャリアを実現し、次のキャリアが見えなくなる時が来た場合は、個人の事ではなく、世の中に広く貢献するという視点で考えていく段階に移っていくように思います。

 

そのためには、色々な方法があると思いますが、自分がやってみたい新規事業を構想するのもよいと思います。その際に注意すべきなのは、お金の事を全く抜きにして、自分が心の底からやってみたいと思う事業を考えてみるとよいと思います。

 

実際に事業を行う場合は、自分の生計を立てていく必要がありますので、お金のことも考える必要がありますが、そこは抜きにして、自分が興味を持っていることを追求するという意味で、構想を考えるのです。お金抜きに考えることで、自分が心底興味を持てる領域の事業とすることができ、個人のキャリアではなく、事業の構想とすることで、より大きな視点での考え方をすることができ、その中で、個人のキャリアがどのように変わっていくかを見つけることができると思います。

 

個人のキャリアを考えると、どうしても、出来ることを積み上げていく方法になっていく可能性が高いですが、事業とすることで、一人ではできない規模のことを必然的に考えていく形になりますので、それまでの視点・考え方とは違う視点・考え方になっていくことになっていくと思います。

 

変化することを楽しむことが道を開くことにつながる

 

このような形で、今までと異なる視点・考え方になってくると、それを試してみたくなってくると思います。そそうなると、今度は、急に現実感が襲ってきて、リスクを色々と書き出してみたり、必要な資金のことを考えてみたりするようになります。そうなってくると、今度は、経験がないだけに、悲観的な感じになっていく人が多いと思います。

 

そこで一つ重要になるのが、変化を楽しむことです。前述の考え方ですと、リスクという「恐怖感を発生させるもの」に対応する必要があると考えてしまいますが、変化を楽しむという気持ちになることが出来れば、リスクを「課題」と考えることができるようになり、ある意味、ゲーム感覚になってくると思います。

 

ゲームというと、人によっては、不謹慎なことだというかもしれませんが、楽しむということに焦点を当てることで、楽観的な考え方になることができるので、楽観性を反映させる行動という意味で、ゲームという言葉になるという理解です。

 

アスリートの方が「楽しむ」という言葉をよく口にしますが、それは、ハードなトレーニングの中で発生する負の感情に負けないようにしたり、あるいは、沢山の積み上げを行った後に迎える本番を考えた時の恐怖感に負けずに良い結果を出す時に必要なセルフコントロールのために必要なキーワードなのです。

 

人生においても同じことで、頑張れば頑張る程、色々なことが頭の中を駆け巡りますので、それに乱されないようにするために、「楽しむ」ことが必要になってくるのです。「楽しむ」という言葉は、そういった言葉で、エンターテイメントを「楽しむ」ということなどとは、全く意味が違います。

 

結果に対して真摯に向かい合って、その時に発生する様々な感情に負けないという、ある意味、決意表明というような意味合いを持っていると思います。