大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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学生の組織化

学生の立場は、経験を積むにはもってこい

 

学生の立場を、皆さんには、最大限活用することをお勧めします。それは、失敗を沢山できるからです。失敗というとマイナスイメージがあるかもしれませんが、実は、現時点の自分の限界を超える取り組みをしている証明でもありますので、よい結果と捉えることができます。

 

その立場を活かして、経験を沢山積むことで、働く楽しさをイメージし、また、自分に足りない要素を見つけ出してください。それが、長期に成長を続けて、末広がりの人生を歩むことになります。短期的な小さな成功だけに囚われることなく、長期に発展する人生の方が喜びや充実感を得ることができます。

 

学生の立場は、失敗が許される立場であるし、自由になる時間が非常に多いので、その時間を有意義に使って、社会人になった後ではなかなかできない経験をするのもよいと思います。必ずしも仕事に直結しないことでも全く大丈夫です。

 

本を沢山読むこともいいですし、留学などして、日本の中では見られないことを沢山見てくるのもよいでしょう。また、失敗前提で、起業するためのプロセスを4年間かけて活動してみるのもよいでしょう。その結果、起業できなくても、その過程で得られた経験や知識は、将来、会社に入って働く時に大きな力となるでしょう。

 

構想に関して学生の組織化を図る

 

構想の広報面の活動として、色々な方向性を模索しています。リアルな世界の中での信用度を高める方法として、いわゆるオールドメデャアの活用も、コストをかけずに実施する方法を探しております。

 

その一方で、学生募集という観点で、SNSの活用を考えると、学生や卒業生の組織化を図ることもよいと思います。これ自体が、ある意味、業務経験となり、自律性向上にとって大きな経験となります。

 

更に複数の大学にまたがる組織化をすることで、他大学の学生との交流が可能となり、これ自体が学生にとって大きな魅力となり、それが多くの企業からすると、是非アクセスしたいコミュニティになってくると思います。

 

私の最終目的は、学生が大きく飛躍する教育を実現することです。それが、回りまわって、日本に住むあらゆる世代のためになるのです。教育の力は絶大で、人の人生を大きくかえることができます。教育の中で、ある意味よい方向へのステップを踏み出すことができれば、それが習慣化されて、良い循環が繰り返し回っていくことになります。

 

従来の大学は、専門教育だけに終始する場合が多いので、そこがネックとなり、実社会で成果として力を発揮できない場合が多いのです。