大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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スピーディーなアクションと思考の調和

直感と分析思考は本質的には同じかもしれない

 

直感というものは、それまでの経験の中で得られた様々な情報を元に、無意識的な検索能力を駆使して、本質にたどり着くという考え方です。分析的思考は、明確に見える範囲の情報の中から最適な方法を掴みとろうという考え方です。

 

範囲が小さい場合には、分析的思考で、安定的にベターな判断ができると思いますので、十分な場合が多いと思います。

 

しかしながら、範囲が広くなればなるほど、分析をすることが難しくなるので、直観も併用しながら決めていくことになっていきます。分析もある程度はすることになるとはおもいますが、範囲が広くなればなるほど、変数が多くなるので、気休め程度にしかならず、途方に暮れてしまう場合が多いので、その場合は、直観に頼ることに、必然的になっていきます。

 

アプローチしやすい方で始めて行けばよい

 

直感と分析は、本質的には同じ所にたどり着くような気もしますが、アプローチは対局となります。同じ人でも、状況やタイミングにより、どちらの方が取り組みやすいかで、使い分けていく方がよいと思います。

 

心理的に疲れていない場合は、ポジティブな状況だと思いますので、深く考え込まずに、出来る範囲でさっさとアクションを起こしていく方がよいでしょう。後から、軌道修正をしていけばよいのです。逆に、疲れている場合は、アクションを起こしにくいので、理性的に分析して、必要性を明確にした後に、小さなステップのアクションを起こして行けばよいでしょう。

 

何事も2者択一ではなく、正解は沢山あると考えることで、早いアクションを起こしていく必要があります。その結果を見て、次なるアクションを起こしていくことで、スピード感を持って、物事が進んでいきます。

 

アクションを起こすためのの思考が、思考の為の思考、つまり、アクションを阻止するための思考にならないように注意が必要です。