チャンスは多い程よいとは限らない
チャンスが少ないとよくない人生かというと、必ずしもそうではないと思います。チャンスが少ない場合は、それに飛びついてやってみるしか選択肢がなく、必死にやっていくことで実力がつき、道が開けるということにつながります。
逆にチャンスが多い場合は、少し上手く行かなかったくらいで諦めてしまい、別のチャンスに飛びついて、同じことを繰り返す可能性もあります。
人生が単純ではないのも、こういう所にあります。
ただ、長期間の下積み生活のようなことをやり、その末に、チャンスが沢山出来てきた場合は、自力がついていると思いますので、全てのチャンスとは言わないですが、いくつかのチャンスを同時に掴んでみることもよいのではないかと思います。つまり、ご褒美のようなものとして捉える考え方もあると思います。
3つくらい同時並行で実施すると、楽になる場合がある
異なることを2つ同時並行で進めることは、単純に2倍の時間や労力が必要になるので、それは、しんどい場面が沢山出てくると思います。しかしながら、ある程度関連性がありながらも、異なる領域のことを3つ以上並行で進めると、3倍とはならずに、例えば、1.5倍くらいになる可能性があります。不思議な現象ですが。
その場合、かなり視野が広い状態になると同時に、時間的には確かに厳しいので、1つ動作で2つも3つも効果を出す方法が自然と思いつくようになるのです。その結果、楽になりながらも、自分の能力が飛躍的に高くなります。この状態を一度経験すると、ある意味開眼したように感じますので、それ以降の自分の考え方や姿勢、行動力も各段にアップしていきます。それまでは、足し算であったものが、全て掛け算で考えるようになります。
この時期を早く経験することが重要で、それには、ある意味、修羅場を経験するのが一番早いです。