大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

就活ではトヨタ系企業をはじめとする一流企業への就職、転職ではサードドアを開けて新しいキャリアを開くことを目指して頂くサイトです。

アウトプットを意識して大量にインプットを続けるだけでよい

アウトプットを意識することが大切

 

大量にインプットを行う場合、アウトプットを明確に意識して、必要なインプットをしていくことでモティベーションが高くなるので、そうした方がよいです。何の目的もないと、結局継続ができないので、線香花火のような勉強の仕方になり、新しい概念を自分の中にインストールすることが出来ない場合が多いと思います。

 

どんなことでも、最初の方の過程は、しんどいと思う場面が訪れるので、そこを乗り越えるまでは、モティベーションが高い状態を維持するとよいと思います。その後、ある程度勉強が進むと、あまり力を使わずとも、スッと自分の中に入ってくるようになるので、そうなれば、あまり肩肘張らずに、気の向くまま勉強を継続していけばよいでしょう。

 

こうなれば、その分野を突き詰めて取得することが出来るようになります。必ずしも、このような所まで勉強しないといえないということでもないですが、この状態まで持ってくることができた分野については、自分に合っているということであり、興味もある分野であると言ってよいです。長期的に考えると自分の武器にもなってくると思いますので、是非、勉強を継続してください!

 

大量にインプットを継続すると、質的な変化を感じることが出来るようになる

 

大量のインプットを行っていると、おそらく自分の潜在意識にまで知識や概念が刷り込まれるので、意識していない時にも、それが自分の考え方に反映されるようになっていくと思います。私自身も、この2~3年程、大量のインプットとアウトプットを繰り返してきたので、他の人と話している時に、自分が考えて話している内容が、以前と比べると、全く違うようになってきていることに気が付く瞬間があります。

 

例えば、以前の自分では、枝葉末節に拘る内容の話でも、大局的に物事を考えて、詳細な点にはあえて踏み込まないようにしている自分を感じた時などです。枝葉末節にとらわれている状態の時は概ね不安を感じているので、安心したい気持ちが優先することで、そのように感じているのだと思いますが、それがなくなっていると感じた時に、それを強く意識しました。

 

この2~3年行ったのは、自分の専門分野に関するインプットと、それ以外のインプットの両方のインプットです。それが、相互に結びついてきて、それがアウトプットとして出始めたことを感じるようになってきたからです。それが嬉しくもあり、面白くもありますので、明るいイメージに繋がり、質の高さを感じることが出来るようになってきました。

 

同じ環境にいると、自分では試行錯誤しているつもりでも、狭い範囲の試行錯誤になってくるので、大きな変化を望むことは難しいです。やはり、自分から外部に出ていって、活動することが大切であり、一度外部に出てみると、経験という形で大量のインプットが入ってくるので、それが大切なことだと思います。

 

同じ環境でもインプットは出来ますが、その質・量を考えると、普段の環境の外に出ていくことが非常に大切なことだとつくづく思います。その際、目先の損得勘定を捨てて、まずは、経験してみるというスタンスが大切だと思っております。