大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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事業やサービスの創出が文系人材の主要業務になっていく

AIによる人間の代替えは衝撃的な速度で進んでいる

 

例えば、病院の診断でAIの技術が試験的に使われ始めている様子で、テレビで見たことがありますが、コロナ禍によって、それは大幅に加速している印象です。つい最近まで、遠隔での医療診断すらできなった状況が、AIによる診断技術までが導入されるようになっているということに、驚きを隠せませんでした。

 

もちろん、最終的な判断は、人間が詳しく調べるようですが、人間が見落としやすい箇所も、AIならばある程度の確率で病巣の候補として検出することができるということなので100%ということではないですが、非常に大きな進展です。

 

このような劇的な変化が予想を超える速度で進んでいっているので、理系分野の仕事の領域が拡大し、文系分野の仕事の領域は、かなりの部分がAIによって自動化・代替されていくことは間違いがない所です。

 

文系人材の仕事として最終的に残りそうなのは、新しい事業やサービスの企画・創出の領域と、人の微妙な感情を取り扱うカウンセラーのような職種が主だった所のように思われます。あとは、AIや情報システムを使いこしていくスキルも必要となってきます。

 

つまり、パイが段々と小さくなっていく斜陽産業の中で生きていくイメージとなりますので、特徴のある高付加価値を提供できる人材にならないと、なかなか厳しい状況となっていくでしょう。その斜陽化のスピードは、加速していく一方です。

 

ネットビジネスで訓練を始めてみるとよいかもしれない

 

事業やサービスの創出は、理論的な話だけではなく実践が不可欠なので、低コスト・低リスクで始めることができるネットビジネスの世界からスタートするのがよいかもしれません。ネットビジネスであれば、副業としてもやりやすい為、お金にならなくても、経験として実施してみるのもよいと思います。

 

最近は、クラウドファンディングで資金を集めて、提供する商品をリターンとして資金提供者へ返すようなものもあり、資金を返す必要がない形で実施できるので、学生が在学中に実施することも十分可能となってきています。

 

社会人でも、サラリーマンとして働きながら、夜や休みの日を使って運営することも可能であるため、経験値を積むには非常によいと思います。

 

文系人材の人としては、サービスの開始から終了までをIT技術を駆使して、全て一人でまかなってみることで、全部の工程を知ることにも繋がるので、非常に良い経験となるでしょう。逆にいうと、これくらいのチャレンジが出来ないような人だと、生き残ることすら難しくなっていくと思われます。

 

受難の時代と考えるか、前倒しで踏み込んでいくかを考えてみるとよいでしょう。難しそうな場合は、IT系の仕事の中で、未経験の文系人材の方でも十分に活躍できる仕事もあるので、そのような道をさがしてみると良いでしょう!!