大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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そのうち3つの仕事を持つことも普通の時代となる??

1つの会社で定年まで働くことが稀な時代となる

 

現在のような激動の時代において、1つの会社で定年まで働くことが稀な時代となっていくと思われます。これは、ジョブ型の雇用が普及すると、ある意味、自然な流れともいえると思います。

 

個人個人で得意不得意もあると思いますので、全ての業務で高い成果を出せる人はいないですが、小規模になればなるほど、会社の中で自分が得意な仕事に携われる機会が少なくなってくると言えると思います。

 

組織で働く人も、終身雇用が保証されない時代になると自分のキャリアを自分で作っていく時代となりますので、自分の得意な分野の能力を向上させていったり、新しい経験を積んで出来る領域を拡大したりしていく必要があります。

 

会社側も、常に変化していく会社の業務内容と合わない人を雇っておく余裕もなくなってきているので、社外での活躍機会を作り出し、兼職可とすることで、会社側からその人に支払う給料を、貢献できる仕事分とするなどしていく方向になっていくと言えます。

 

これは、時代の変化が激ししい一方で、急激に変われない組織においては、ある意味、必要悪的な致し方ない対応方法でると言えます。国の方が副業を推進している背景も同じことだと思います。

 

この流れは、今後加速していきます。

 

複数の仕事を持つことで時代に対応した働き方を個人レベルで実現する

 

複数の仕事を持つ意義は、色々とあると思いますが、例えば、3つの仕事を持つとして考えてみます。1つ目の仕事は、この先も暫く必要されるような仕事について、この先の生活費を安定的に稼ぐことを考えて、2つ目の仕事は、今はまだ高い報酬は得られないけれども、近い将来高い報酬が得られそうな仕事に就く、3つ目の仕事は、報酬はそれほど望めないけれども、自分がやりたいと思える仕事に就く。

 

このような形にしていけると非常に安定性もありながら、時代の変化にも対応できて、精神的にも豊かに過ごしていけると思います。もちろん、キャリアが浅い段階で、このような理想的なポートフォリオ的な形にすることは難しいですが、将来の目標として、このような形にすることを意識していれば、ある段階では、可能になってくるでしょう。

 

ある意味、個人の仕事人生の中で、自分という会社を経営しているような感覚ではありますが、ポートフォリオの仕事が時代の変化と共に自然と変わってく形になっていきますので、結局、安定的な形になってくるのではないでしょうか。

 

このように考えてくと、仕事を義務と考えて、仕事とプライベートを分ける方法よりも、仕事とプライベートがごちゃ混ぜになっている形態の方が、面白い人生になってくるように思います。

 

丁寧に考えてみると、1つの仕事の中でも、義務的な部分とやっていて充足感が得られるような部分があると思いますが、複数の仕事を持つことで、義務的な部分を減らして、充足感を増やす方向に持っていくことも可能になってくると思います。

 

ある経営コンサルタントの方が、「3つの仕事を持っている人が一番元気だ」と言われておりましたが、色々考えて見ると、このようなことなのかなと思いました。

 

時代の最先端を行く働き方・生き方なのかもしれないです。