大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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自分の内部の環境を頻繁に変化させることで常に成長を続けることができ道は開かれる

環境の変化はよい結果をもたらすきっかけとなる

 

環境を変えると分からないことが沢山あり、大変な思いをすることが多く、嫌がる人も多いと思います。キャリアを積んで、自分の専門分野のようなものができたり、自分の得意な仕事が出来てきたりすると、そこに安住し、変化自体を受け付けなくなることがあります。また、キャリアの浅い人も、仕事に慣れてきた頃に、ほっと一息つけるようになると、同じ様な状況になることがあります。

 

このような状況だと、自分に新たな価値をつけることにつながる能力開発が出来ない状態になります。そのままの状態で時間が過ぎていくと、時代の変化と共に自分の能力の価値が陳腐化していき、いつのまにか、他の人と差別化を図る価値がなくなってしまうことになる可能性が高いです。

 

価値を提供するという意識は、成功した人ほど持っている意識で、自分の価値の陳腐化を計算に入れて、常に、自分をバージョンアップさせることを念頭に置いています。それにより、他の人との差別化を常に図り続けています。

 

環境の変化があると、それまでにはない自分の能力が必要とされる場面が多々出てきて、否応なく自分の能力を開発しなくてはならないことになります。これが、停滞感を払拭して大きな成長を遂げるきっかけとなります。

 

この環境の変化は、転職のような外部の環境変化だけではなく、自分が触れたことがない価値観や考え方に触れて新しい概念が自分の中に生まれる内部の環境変化も含まれます。

 

意識的に変化を求める姿勢が道を開く

 

このような環境の変化を意識的に行っていくことが非常に大切となってきます。人は何も考えないと変化をしないように現状維持思考になります。これは、ある種の本能のようなものなので、誰にでもある程度は当てはまります。

 

外部の環境の変化はドラスティックに行われるので、そうそう頻繁には行えないですが、内部の環境の変化は、自分次第で簡単に行うことができます。

 

そこで重要なのは、10~20%程度で構わないので、意識して変化する部分を作り出すことです。この程度であれば、それ程身構えずに出来ると思います。この点が非常に重要です。日々の忙しい毎日の中で、大きな変化を一度に行おうとすると、そのことにより発生すると思われる沢山の作業・行動量に精神的に圧倒されてしまい、最初の一歩が踏み出せません。結局、踏み出さずに終わってしまうことが多いです。その結果、何の変化もおきません。

 

10~20%と思うと、とりあえずやってみようと軽い気持ちを最初の一歩を踏み出すことができます。踏み出してしまえば、色々と分かることもあり、当初思っていたよりもはるかに簡単にできてしまうこともよくあるので、進んできます。

 

最初は10~20%でも、ある程度の長期間で考えると、それよりもはるかに多くのことにトライしていく結果になっていくことが多いです。最初からゴリゴリ頑張ることができればそれでも良いですが、ある意味適当に進めていく思考が、結局はよい結果に繋がるような気がします!特に、日々沢山のことを行っている方は、この思考で新たなチャレンジをしていって頂けると、より変化の大きな人生になっていくと思います。