大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

就活ではトヨタ系企業をはじめとする一流企業への就職、転職ではサードドアを開けて新しいキャリアを開くことを目指して頂くサイトです。

出来る方法を考えること以外一切する必要がありません

出来ない理由を考える必要は一切ない

 

人は出来ない理由をあれこれ考える場合があると思いますが、非合理的な行動なので、一切する必要がありません。理論的に突き詰めて考えると、本当のことです。

 

出来る方法を色々と考えて、方法が思いつけばそれを実行すればよいです。方法が思いつかない場合は、他の人に相談したり、様々な手段で情報を集めて、再度方法を考えてみるとよいでしょう。手を尽くせば、何かしらの方法は思いつきます。

 

その方法を実行してみると、その過程で色々なことが分かってきますので、そうすると、その方法を更に発展させた方法を思いついたり、全く別の方法を思いつくことがあります。

それを更に実行していくことで、ブラッシュアップされていきます。いわゆる「改善」というものです。

 

逆に、やりたくない理由をあれこれ考えている時の状態を考えて見ると、その時点での自分の能力では出来ないと思っている場合や、色々な理由で精神的・肉体的疲労が蓄積している結果、やりたくないと思っている場合などではないかと思います。

 

人間は、「出来ない」と認めることは、基本的にはしたくないことだと思うので、どんな人でも、本当は「出来ない」と言いたくはないのだと思います。

 

能力不足の場合は、今すぐにやろうとせずに、不足する能力を身につける行動を起こせばよいですし、疲労が蓄積している場合は、疲労を取り除けば、やってみようと思えるかもしれません。

 

結局の所、やろうとする方向でアクションを起こしていき、その結果として何かしらの理由で良い結果が出ない場合は、その原因を特定・解消することを行っていくだけですし、その原因が今すぐ取り除けない場合は、少し時間をおいてみると、解決方法を思いついたりすることもあります。

 

また、保留しておいたことの存在を忘れるようならば、それは、本当は行う必要性はなった可能性が高いので、それはそれで問題はなかったと理解することでもよいと思います。

 

このように色々と理論的に考えてみると、出来ない理由をあれこれ沢山考えて、そのことで自分に対する肯定感を奪っていくような行為は、何一つ意味があることではありません。

 

更にいうと、今、私が書いている文章の様に、「出来ない理由を考える必要がない」という概念・考え方も、自分の頭の中から消し去れることが、最もよいことなのかなと思います。

 

常に、物事を進める方向での思考・行動が常態化しており、物事が上手くいかない状況の時に自分に対する肯定感を奪う行為をしないように習慣づけておくことで、それ以外は、一切する意味が実はないのだと思います。

 

このような姿勢を取り続けるには、自分の感情を波立たせないようにして、負の感情が発生した時の対処方法を身につける必要があります。これは、難しいことではありますが、ある程度は誰でも出来る事なので、自分に合った方法を身につければよいと思います。

 

人生は短いので、出来ない理由を考える時間の浪費の罠にはまらずに、出来ることから手をつけてトップスピードで進んでいきましょう!