成功した人はプラス志向の言葉を話すもの
色々なインタビューを見ると、一般的に成功した人は、プラス志向の言葉を話すことが多いです。例えば、「為せばなる。」とか、「成功するまでやれば誰でも成功する。」というような話です。
しかしながら、これを聞いた人は、きれいごとだと思うかもしれません。
成功した人達がこのような言葉を話す理由を考えてみると、いくつかの理由があると思います。その一つは、あえてプラス志向の言葉を話すことで、マイナスのイメージを自分の中から消して、プラスの行動を引き出す為だということです。
人間は、言葉に出す度に、その言葉が自分の中に定着していってしまいます。いわゆる「言霊」です。言葉の持つ力を知っているので、相手に話すと同時に、自分にも話しているのだと思います。
もう一つの理由は、プラスの言葉を口にすることで、良い結果を出すという決意をしていることもあると思います。物事を実行する時には、良い結果が出る保証などどこにもないので、まずは、決意して行動を起こしている場合が多いと思います。
まずは、「やる。出来る。」と言い切って、集中力を持って行動を起こしていくことで成長・能力開発のスピードがあがり、行動に勢いがついていきます。最初の段階で集中的に活動していくことで、早い段階にある程度の成果を出し、その後の活動が心理的に継続しやすくなります。まさに、鉄は熱いうちに打てという話です。
マイナスの経験を沢山するとプラスの言葉がもたらす良いイメージの効果を痛感する
マイナスの経験を沢山して、それを乗り越えていく過程で、プラスの言葉がもたらす良いイメージが、いかに行動に大きな影響を与えているかを痛感することがよくあります。
新しい取り組みを行う場合に、深く考えずに行動しても良い結果が出る時は出ますし、どれだけ深く考えて行動しても、必ずしも良い結果がでるとも限りません。
結局は、行動しながら修正を繰り返すプロセスが大切であり、常にプラスの言葉を話していると、自分の中によいイメージが沢山出来上がり、行動を起こす速度が速くなっていきます。
逆に、マイナスの言葉を常に話していると、マイナスのイメージが沢山自分の中に出来上がり、行動をなかなか起こせなくなってしまいます。また、行動を起こした後も、マイナスのイメージを持っていると、その行動の結果、成功すると思えないので、行動の質・量が低下してしまいますので、良い結果が出にくくなります。
このようなことを繰り返す過程で、プラス志向の言葉の持つ力を痛感します。
結局、物事を実行していくスピードが大切であり、スピード感を持って物事を実行していく人が、最終的には信頼を集めていくようになると思います。もちろん、その他の要因もあると思いますが、例えば、人の役に立ちたいと本気で思っているのならば、行動も早いと思います。
本気で思っていることは、すぐに実行するので、スピードが遅い時点で、本気ではないと思います。