大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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自分の能力を活かす職種や場所を探す思考もよい場合がある

自分の能力開発が基本である

 

新入社員の人もキャリアのある人も能力開発は基本的なことですので、誰もが行う必要があります。どの業界でもどの職種でも、何歳になっても必要なことです。

 

新入社員の人は、仕事の基礎的な事柄と業務に関する専門知識の勉強を仕事の中で学んでいくことになりますが、それだけでは追いつかないと思いますので、仕事外でも勉強した方がよいと思います。

 

最初の頃は、仕事の時間外に勉強すると給料に繋がらないので損であるという考えになってしまうかもしれませんが、長期的な視点で見ると、そうではありません。何事もそうですが、幸運と不運の総量はプラスマイナスゼロになると思いますので、最終的には運の要素が関係なくなります。その為、その人がどれだけ主体的に動いて行けるかによって、10年・20年という長いスパンでは、大きな差となって現れてくるのです。

 

活動量と能力開発の関係でいえば、活動量が増えるのに対して開発される能力は指数関数的な形で増えていくので、活動量の累積度合が多くなればなるほど、後半型で爆発的に能力が開発される形になってくるのです。それに応じて、成果もそれと連動する形になります。

 

短期的な視点のみで行動の仕方を決めていると、他の人に頼って要領よく行うことばかりに目がいっていまい、基礎的な能力開発をないがしろにしてしまう可能性があり、そうすると、後半での爆発的に成果を出すことが難しくなってしまいます。

 

若い時に成果をあげても、その後、パッとせずに尻すぼみになってしまう人は、そのような可能性があります。

 

ある一定のキャリアを積むと自分の進むべき道が分かってくる

 

若い年代の頃は、世の中の仕組みも良くわからずに不安を抱えながら、頑張っていると思います。ある分野の中で高い所を目指して頑張っている人が多いと思います。若い年代の時はそれでよいと思います。自分に負荷がかかりますが、人間力を含めて、全ての能力を高める時期です。ここで頑張れなければ、自分が生きていくための生活基盤を築くことも出来ないですし、自分以外の人のために何かをする能力もつかないです。

 

色々な言い訳したくなる場面がありますが、そこはそれを飲み込んで頑張っていく必要があると思います。私自身の経験でも、自分に能力がなく不安を抱えていた時期には、色々なことを思いながら、何とかぎりぎり頑張れたという印象です。そのようなものだと思います。

 

そうこうしているうちに、ぼんやりとですが、自分の進む道が見えてきます。それは、現実の中で悪戦苦闘している中で始めて見えてくるものだと思います。頭でいろいろ考えた結果ではなく、現実の世界の中での経験の中で、縁に導かれるように、色々な出来事の中で理解できるようになっているのだと思います。

 

したがいまして、今、自分の方向性が分からなくても、いつか分かってくることですので、心配せずに考え込まなくても大丈夫です。今の現実の中で出来るだけのことを全てやってみるという姿勢を持ち続けることで、道が開かれていくのです。

 

進む方向が何となくみえてきたら自分の能力を活かす職種や場所を考えてみるとよい

 

そのような形である一定のキャリアを積んで行くと、何となく進む道が見えてくると思います。そうなってきたら、今の仕事の中で自分の進む道へ進んでいくのか、別の場所でその道を探すのかを考えていくと良いと思います。

 

以前、このブログの中で、天職に関する下記の記事を書きました。

 

www.shukatsu-omamori.info

 

天職が具体的な職種と結びつくとは限らないので、自分の使命と考えられることを今の仕事の中で全部でなくても一部でも良いので実現する方法もあると思います。また、何かしらの縁も含めて、思い切って別の世界へ挑戦するのも良いと思います。

 

今の時代ですと、副業のような形で本業以外の活動の中でそれを始めてみることでもよいかもしれません。報酬なしのボランティアで始めてみることでも良いでしょう。自分が天職だと思っており、それが本当に天職であるならば、必ず成果が出てくるものだと私は思っています。

 

今思っている自分の方向性が天職に結びつくものであるかどうかは誰にも分かりませんので、思い立った時点で少しだけアクションを起こしてしまえばよいのです!その少しのアクションを起こすのが億劫なようでしたら、それは天職である可能性は低いので、他の道を探していけばよいのではないかと思います。