今の仕事で上位5~10%に入るとはとういうことか?
高校受験・大学受験のように得点化される訳ではないので、明確に比較することが出来ないのですが、単純に10人に1~2人が、5~10%になります。この10人に1~2人をどう考えるかという点になってきます。
一般的に、どのような組織でも、2:6:2の法則で、優秀な人・平均的な人・頑張ることが必要な人に分かれるそうです。上位10%というと、優秀な人の層の真ん中以上のレベルになるということです。これは、同じような仕事で同じように働いている場合の話です。
例えば、営業職のように数値で評価しやすい職種の場合は、このような思考で、数値をあげる努力をすることが一番大切なことです。
このような場合は、5~10%に入る場合は、結構突出した結果を残す必要が出てくると思いますので、大変なことです。
しかしながら、個人の成果を数値で表しにくい場合は、そのような思考では上手くいかないと思います。ここで重要になってくるのは、「他の人との差別化」です。特殊な能力やスキルを身に付けたり、他の人が目をつけない分野の仕事をしていくという発想です。
そうすれば、10人に1~2人になれると思います。もちろん、その能力やスキル、仕事の内容が、会社に大きく貢献できるような種類のものである必要がありますし、レベルもある一定水準を超えるようなものである必要があるので、すぐにそうなれるということではありませんが、ある意味、多くの人が歩む道から外れていく方向に勇気をもって舵を切っていく必要があります。
この発想は、属している組織の中でオンリーワンを目指す志向です。この発想で難しいのは、習得する能力・スキル、あるいは、実施する仕事内容が、その組織に大きく貢献することにつながる点を自分で見極めて、自ら動いて提案して実行していく必要がありますので、能力もさることながら、自分発で動いていく必要があるということです。
この方法が良い点は、競争する相手がいないことです。自分だけが見出して、自分だけが行っている仕事なので、余分なことを考えずに成果をあげていくことに集中することが出来ます。
また、何もない所から自分で考えて立ち上げていくので、喜びも見出しやすいです。自分が育てている仕事だという感覚が持てるので、好きでやっている仕事になってきます。そうすると、成長も早いので、さらに仕事をどんどんと進めていくようになります。
そうこうしているうちに、圧倒的な成果を残すようになり、上位5~10%の人材になることも可能になると思います。
上位5~10%の人材になった後は、所属組織の成果に直結する形で自分の夢を実現する
上位5~10%の人材になると、その組織の中では、誰もが認める存在になってくると思います。そうなると、次なる目標として、会社の外で影響力を持ち活動が出来る存在になることがあげられます。
個人的なことで恐縮ですが、以前の記事で書きましたが、私のゼミは、「就職ゼミとしてブランド化」された状態になっているので、今は、その中で得たノウハウ等を元に、外部へ情報発信を行う段階にきています。
このブログやTwitterなどのSNSもそうですが、実世界の中でもそれが出来るように色々な方向に働きかけを行っています。コロナの影響で、実世界の方は、とまっている部分が大きくなっていますが、その分、当面は、SNSの方での情報発信に力を入れていきたいと思っています。
現在は、SNSの世界に入ったばかりですので、この世界では何の影響力も状態ではありますが、これを継続することで、少しずつ認知してもらえるように活動を行っております。
そして、ある一定の水準の影響力を持てたと思える段階に到達したら、現在の所属組織での教育活動とリンクさせる形で、より価値の高いものにしていきたいと考えています。このブログの中で何度か触れている文系AI人材になるための教育がその中核にくるようなイメージを持っています。