大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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人と比べられることで嫌な気持ちになる時の対処法

自分が人と比べない思考

 

まず、重要なのは、「自分が人と比べないこと」です。「人と比べられること」を、良く思わない人もいますが、それは、自分自身が人と無意識のうちに比べているからだと思います。

 

では、どのようにしたら人と比べないで済むかということですが、方法は、色々と考えることが出来ます。

 

例えば、一番分かりやすい方法としては、そのようなことを考える余裕がない程、仕事を忙しくしてしまう方法です。これは、「人と比べないようにする」以外にも、色々と考えてしまうこと防止する方法としても有効です。

 

仕事が忙しくなるので、自然と実績があがるようになるので、シンプルですけども効果が高い方法です。私自身も、色々と考えがちになってしまう時には、わざと自分で仕事を増やします。笑

 

その他の方法としては、比べられて嫌な点は、ウイークポイントである可能性が高いので、そこを直視して克服する方法です。なかなかそのような感じにはならないですが、これが出来れば一番良いと思います。

 

マイナスの感情をばねとして利用して、短期間克服してしまうのです。

 

他の人と比べられることに慣れることは、社会人になると重要です。

 

学生時代までは、基本的には、いやな場面があったら、その場から離れてしまえばよいので、人と比べられる場面を避けることも出来ます。

 

しかしながら、そのまま避け続けていれば、比較された時にセルフコントロールが出来ずに、怒りを爆発させてしまうこともあり得ます。社会人になった後にそのような状況になってしまうと、致命的な失敗になってしまいますので、避けなければなりません。社会人の場合だと、ジ・エンドにもなりかねません。

 

「他の人が自分とその他の人を比べること」は、自分では変えようもないことなので、そのような状況にも慣れて、何とかコントロールできるようにしておかなければなりません。人はたいしたもので、慣れると大方のことは何とか克服できるようになるので、そういった場面から逃げないように意識してください。修行だと思ってください。

 

現実の社会ではどちらも必要です。

 

キャリアを積んで行けば様々な経験をしますので、ある程度受け流せるようになってきます。これは、先程の「慣れの効用」の結果です。感情のコントロールが出来るようなります。

 

しかしながら、それは本質的な解決にはなりませんので、仕事の実績を積み重ねて自分に自信をつけていって、他の人のことがいい意味で気にならないように持っていきたい所ですね。

 

結局、仕事の実績をあげたり、困難な状況を克服したり、様々な経験を通して自分を磨いていくことで、ゆるぎない自分を少しずつ作っていくしかないのですね。

 

小手先のテクニックで、感情のすり替えを行っても、一時的には楽な気持ちになるのですが、最終的な解決には至りません。

 

それよりも、人比べられて嫌な思いをした時には、それをばねにして頑張る方向へ持っていってください。これしかありませんね。