土曜日と日曜日を上手に使えば加速度的に成長する
新入社員の場合、知らないことばかりで気疲れするので、土曜日と日曜日を休息に充てたり、リフレッシュに充てたりするのは、非常に良いことだと思います。
しかしながら、いつまでもそのような過ごし方をしていると、この競争社会の中で生き抜いていくことが難しくなってきます。土曜日・日曜日を効果的に使うことで、大きく成長することも可能だと思います。
仕事の内容によっては、土日の中の一部を使って仕事をしていくことも良いとは思いますが、働き方改革によって、それが難しい状況になっています。
必然的に、自分のスキルアップや能力開発につながる副業的なことをするということになると思います。
また、給料が発生しませんので義務感を感じないならば、例えば、企画を考えることなどは、頭のトレーニングにも繋がるので、実施しても良いと思います。
副業については、私自身が民間企業在籍時に経験したことがないので、言及は差し控えますが、スキルアップについては、土曜日・日曜日の一部を使って行うことを推奨します。
土曜日・日曜日の時間の使い方
土曜日・日曜日の時間は、有効に使いたいものです。そのためには、使い方を考えなければなりません。月曜日から金曜日までの仕事の仕方にもよりますが、朝から夜遅くまでフルに働いている場合は、やはり、一定の休息の時間が必要です。
一方、月曜日から金曜日まで、疲れを残さない形で働ける環境の人の場合は、休息はそれほど意識しなくても良いと思います。家から職場まで近くて、残業もそれほど多くない場合は、夜の過ごし方を工夫することで土曜日・日曜日の休息が不要となる場合もあるでしょう。
休息が不要な場合は、それだけ使うことが出来る時間が増えます。
休息以外で行いたいこととして、土曜日か日曜日のうちの半日くらいは、何かしらの勉強に充てたいところです。資格の勉強やテーマを決めた読書など、インプットの時間は、特に若い年代は行った方が良いと思います。
読書は、客観的に勉強できる良い方法で、誰でもいつでもできるので、読書をして、疑問を持ったことを調べていくという流れで勉強すると、勉強のテーマが尽きないでしょう。
勉強以外には、是非、体を動かして欲しいと思います。20歳代の頃は、運動不足でもあまり気にならないと思いますが、30歳以降になると、意識して体を動かさないと疲労回復や活動する体力の向上を図ることはできません。病気の予防にもつながります。
仕事の根本は、体力がないと始まらないので、その点は、一時期、マスコミの露出がすごかったですが、働き方改革の話が出てくる大分前の時期から「残業なしの働き方」を提唱していた吉越浩一郎氏が書いた「気力より体力 一流のコンディションを手に入れる」(KADOKAWA)という書籍を読むと非常に良く分かると思います。
体力がないと、結局の所、仕事の質も向上しないという趣旨の本です。
あとは、趣味の時間が欲しい人はもちろんとってよいでしょう。
それから、これは意識しないとなかなかできないのですが、何もしない「ボーッとする時間」を取って欲しいです。これが、本当の意味での休息になりますね!