大学教員が書いた就活・転職活動のお守り

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就活は縁探しの要素もあるので結果について考え過ぎないことも大切です

就活は統計的な考えかたで取り組む必要もある

 

テーマと矛盾するように思えるかもしれませんが、就活は、統計的な考え方も取り入れて、個々の会社の選考にとらわれすぎないことも大切です。

 

つまり、最初は、大・中・小と規模の違う会社を満遍なく受けていき、応募する会社の数を追っていくことも大切です。その中で、書類選考と初回の面接の通過確率を数値であら表してみて、どこで評価されやすのかを確認していくことも必要であると思います。

 

そして、評価されやすい会社の規模や業種をある程度絞りこみ、その規模・業種の会社への応募を増やしていくという対応を取っていくと良いと思います。ただ、難しいのは、テーマに記載したように縁探しの要素も多分にあるので、そこから外れる企業への応募も継続はしていく必要があります。

 

しかしながら、体力的な限界もあるので、応募する数を無限に増やすことはできないので、耐えられる範囲内で、応募する企業のバランスを変えていくということを行うということです。

 

何も考えずに沢山応募していくやり方よりは、よい結果が出る確率は上がると思います。

 

例外的なパターンで内々定が出ることもある

 

しかしながら、就職指導を続けると、例外的なパターンを取ることもあります。

 

きちんと準備をしているにも関わらずに、なかなか内定がでずに長期化してしまうケースです。要因としては色々ありますが、それまでの人生の中で、良くない結果が突き付けられた時に自分で克服したことがない自信のなさが原因である場合が多いような気がします。

 

就活は甘くはないので、最初は、面接が上手くいかない人の方が多いです。そのような時に、過去に上手くいなかい状況を乗り越えたことがある人は、それを信じることが出来るので、踏ん張って頑張れる人が多いです。そのような人は、面接の場でも踏ん張れるのだと思います。

 

面接の場面で、その人の能力や人柄を見抜くことは難しい為、自信を持っていることが伝わる表情や振る舞い方が出来る方が、内定率は高くなると思います。そのため、自分を信じられる自己肯定感を持っている人の方が、心証がよく、採用になりやすいのは仕方がないと思います。

 

インターンシップの活用

 

過去の経験は変えられないので、そのような場合にどうすると良いかといいますと、長めのインターンシップへ参加して、良い点を見てもらう機会を作ると良いと思います。

 

企業には、多様な人材が必要なので、アピール上手でなくても、例えば、人の見ていない所でも頑張れるという長所がある場合には、長期間見ていると良く分かるものです。むしろ、アピールだけは一人前だけれども、きちんと仕事をやりきることが出来ない人は沢山いますので、そのような長所を見てもらうのです。

 

インターンシップ参加者の場合は、早期選考の対象となることもあり、早期選考で内定を得られれば自信につながり、その後の企業選考でも上手く行く可能性があります。

 

何事も活路を開く方法はあると思いますので、その時点で自分にはない要素について、悲観的に考えて嘆くよりも、上手く行く可能性のある方法を考えて実行していく方が、成功につながりやすいと思います。

 

何度も書いてしまいますが、何事もコインの表と裏のように良い点もあればそうでない点もありますので、良い点の方に注目して、そこを突破口として考えていく習慣を身につけると良いと思いますよ!笑